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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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第108号(2000年1月28日発行)

一二月の沖縄は熱かった

12・21

 去る一二月二一日、那覇で普天間基地の県内移設に反対する集会・デモが県民会議(基地の県内移設反対県民会議)の主催で行なわれた。一月前の一一月二二日に、県知事稲嶺が「キャンプシュワプ水域内名護市辺野古沿岸域」を移設先として受け入れを表明し、名護市議会の動向と岸本市長の態度に大きく注目が集まるなかでの集会だった。とりわけ市議会では、「明日にも移設促進決議が強行される」という緊迫した状況で、ヘリ基地反対協、命を守る会、二見以北十区の会の人々による連日の抗議行動、座り込みがとりくまれる只中での集会だった。

 会場の与儀公園には、県内各地から集まった人々がのぼり旗を林立させて集会開始を待っていた。この日は、東京と変わらないくらいの気温で、強く寒い日だったにもかかわらず、会場は熱気に包まれていた。ステージ正面最前列に、命を守る会と二見以北十区の会の人たちが陣取っていたので、早速カンパを渡しに行く。

 関東ブロックの呼ぴかけた〈現地を支える百万円カンパ〉は、この日までに半分の五〇万円に達しようとしていた。「引き続き呼びかけています。また送ります。頑張りましょう!」。握手と記念撮影(?)をして二五万円づつ無事カンパを渡した。

 集会では、各政党や大田前知事の発言のほか、個人・市民団体の発言が次々行なわれた。「議会の闘いから地域の闘いへ(山内徳信氏)、「命や魂、真心を捨てることはしない」(平和市民連絡会・金城睦氏)、「世論と民意に反する基地の新設を、すべての皆さんの力で粉砕する」(浦添市民の会・当山善弘氏)、「基地の移設でなく撤去を」(名護高校三年生)、「基地をつくって豊かにはなれない。自立して闘っていかなければならない」(二見以北十区の会・東恩納琢磨氏)。

 こうした発言の一つ一つをかみしめながら、決議文が採択され、デモに出発した。ひめゆり通り、国際通りを経て県民広場前まで、雨がバシャバシャ降るなか、元気にデモ行進が行なわれた。

 関東から行った私たちはその後、交流会に誘っていただき、酒を酌み交わしながら話をすることができた。翌日の名護市議会への傍聴行動一決議強行を許さない闘いに向けて、そして県内移設を止めるための今後のとりくみについて、老練(?)な一坪のメンバーから若い世代の担い手まで、にぎやかに交流をしながら明日への士気を高めあった。

 専従体制がなかなか確立しない-展開しきれないなど、沖縄の闘いも課題は多いと聞いた。年が明け、リコールー市長選に向かいながら、県内移設を阻止するための闘いの正念場を迎える現地を、全力で支えていきたい。