辺野古への基地建設を許さない実行委員会
kaeru
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
連絡先沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)、市民のひろば(03-5275-5989)
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 ▼「グアム移転協定」参院否決訴えよう▼
 5月12日に国会前抗議行動をします!
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 ●日時:5月12日(火)午後6時30分から約1時間
 ●場所:参議院議員会館前路上

 「グアム移転協定」の参議院での審議は、4月15日に本会議での趣旨説明で始まりました。その後に移った外交防衛委員会での審議は、
毎週火曜日と木曜日となっており、17日、21日、23日と続けておこなわれました。
今後では、5月12日(火)に参考人質疑をおこなうことが決まっています。

 協定としては、参議院に審議が移ったときから参議院で可決されなくても30日で自然成立することになっています。自然成立となる日は、
5月14日です。
 その前に参議院で否決された場合は、衆議院の可決と異なることから両院協議会で協議されます。しかし、協議が成立しないことから、
衆議院が国会の議決とされます。
つまり、「グアム移転協定」は参議院での審議に関係なく国会承認され、成立することになります。

 今、参議院の審議では衆議院で明らかとなった問題点をさらに追及しています。国会の場で辺野古新基地建設、米軍再編をめぐって
集中的に問題にし、否決させることは大きいです。
 参議院の議員は多数野党であり、外交防衛委員会もそれに比例して、過半数が野党です。このまま、採決すると、
否決される可能性が高いのです。

 参議院で採決するには、外交防衛委員会で5月12日に、本会議もその日のうちか、翌日の13日にはおこなわねければなりません。
5月12日が参議院審議の山場となるでしょう。

 しかし、これまで審議内容がまったくと言っていいほど報道されず、「グアム移転協定」の問題が多くの人に伝わっていません。

 「グアム移転協定」が反対している沖縄やグアムの住民の頭越しに日米両政府で承認され、そもそも在沖米海兵隊の移転数はあいまいで
「沖縄の負担軽減」ではないこと、辺野古新基地建設をパッケージにすることで強行宣言していること、約28億ドルの巨額な税金を投入し、
グアムの米軍基地施設にも使われることなど、とんでもない協定です。
さらに、審議で明らかになったことは、辺野古新基地建設が頓挫しても協定違反にならないこと、アメリカの拠出金額は明記しておらず、
協定の議会承認もないことから、一方的な協定であることなどが明らかとなっています。

 そこで、私たちは、参考人招致による審議がおこなわれ、採決する可能性が高い5月12日に国会前抗議行動をし、
アピールすることにしました。多くの参加で、
ともに抗議の声をあげましょう!ぜひ、周囲の人たちにも声をかけ、集まりましょう!