辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会
kaeru
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
連絡先沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)、市民のひろば(03-5275-5989)


辺野古からの電話メッセージ

大西照雄さん(ヘリ基地反対協)


 寒い中ご苦労さんです。

 木曜日に東京から帰って1日休んで、伊江島の阿波根昌鴻さんの学びあいでチューターをして昨日休んで、今日は辺野古に行きました。

 今大きな動きはありませんが、山崎拓がずっと沖縄に残って経済界や政界など隠密行動を行っています。そして今日は、北原施設庁長官が沖縄に来て県知事に会うようです。そして、小泉チルドレンの皆さんが沖縄に来ておりますが、尖閣列島と東シナ海の油田を自衛隊の飛行機に乗って見学をして、普天間基地などは全然見ないで今テレビで批判を受けているところです。

 辺野古のテント村には、全国から色んな団体が訪ねて参ります。今日は、北海道の小樽からもありました。そして今アメリカの支配に抵抗しているラテンアメリカのベネズエラから民主的な闘いを成功させた3人の方々が辺野古を訪れております。その中で、沖縄の非暴力の闘いについても話しをしたんですが、ベネズエラでも基本的には非暴力の闘いだと、しかし向こうは色んな策略があってある時には物理的抵抗をせざるを得ないというような状況など、様々な交流をいたしました。

 そういう中で、名護市のほうは市長が山崎拓にも今会っておりません。微妙な色んな動きがありますが、今の沿岸案ですね、もつれにもつれてくると思います。防衛庁のボーリング調査に関する予算の問題をめぐって、防衛施設庁の幹部の首を切るというような生臭いニュースも新聞で報道されております。

 これからの闘い、具体的な行動はありませんが、政府の動き、市や県の動き、きちっと見定めながら運動を進めていきたいと思います。

 大変寒い中、大変ご苦労さんです。また東京に行くときにはよろしくお願いをしたいと思います。



抗議及び要請文


防衛庁長官 額賀 福志郎様
防衛施設庁長官 北原巌男様

2006年3月20日

労働運動活動者評議会


「共和国」、中国への戦争策動、新たな日米同盟—米軍再編、日米軍事一体化反対!

辺野古崎・大浦湾沿岸の新基地計画を中止せよ!

 現在、小泉戦争政権は、新たな日米同盟—米軍再編、日米軍事一体化にむけてアメリカとの協議を行っている。沖縄や岩国など関係市町村や住民の反対に普天間基地の危険性や沖縄の基地負担の軽減などの言を弄して、さらに朝鮮民主主義人民共和国や中国の脅威を煽動して日米安保の重要性を強調している。現在世界中で進められている米軍再編そして日米の軍事一体化こそがアジア諸国に脅威であることは明らかである。

 さらに、この間明らかになっているように米軍基地や自衛隊は、防衛庁、防衛施設局、ゼネコン企業一体となった談合などの温床となっている。基地受け入れ自治体に振興策と称して利権に群がる一部議員などを抱き込み自らもうまい汁を吸おうというのである。防衛庁、防衛施設局は、関係自治体に米軍再編受け入れの強要をするな。大浦湾沿岸案は、1年以上にわたり辺野古の新基地建設阻止を闘い抜いた沖縄人民を愚弄する行為である。防衛庁、防衛施設局がまずすべきことは、辺野古のボーリング調査を強行したことを謝罪し、責任をとることです。

 以下要請する。

(1) 「日米同盟—未来のための変革と再編」を破棄すること。
(2) 沖縄への新基地建設を放棄すること。
(3) 在沖、在日米軍基地をなくすこと。
(4) 日米安保条約を破棄すること。
(5) イラクなど外国派兵している自衛隊を直ちに帰国させること。

以上