軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック ヤンバルクイナ
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2013年の活動の記録

*12月27日(金) 沖縄県民は知事の埋め立て承認許さない、政府、防衛省知事恫喝糾弾、
                  防衛省は埋め立て申請を直ちに撤回せよ 
緊急防衛省前集会(参加約130)
        政府の恫喝に屈した仲井真知事は、ついに辺野古の海埋め立てを承認してしまった。沖縄では「仲井真は沖縄の魂を日本に売り渡した。
       許せない」と県庁前に1500名以上の人々が集まり怒りの抗議の声を上げた。沖縄の行動に呼応し、この防衛省前に130名を超える人々
       が集まり、政府の知事恫喝糾弾、辺野古の海埋立直ちに撤回せよの声を上げた。沖縄から電話参加の山城博治さんは「仲井真知事は、
       沖縄の平和を願う心、魂をかなぐり捨て、埋め立て申請を承認してしまった。非常に残念でならない。しかし私たちは今から戦線を立て直し、
       政府、防衛省の野望、”辺野古への基地建設”を絶対に許さない。辺野古の海の埋め立てを必ず阻止する。本土のみなさん落胆することなく
       勇気を持って戦い抜きましょう。1か月後に迫った名護市長選に必ず勝利し、政府の思惑を打ち砕きましょう。」と力強く語った。私たちも政府
      、防衛省に対し辺野古の海埋立撤回を強く訴え戦うことを確認した。

                 


*12月24日(火) 政府は圧力をかけるな、知事は辺野古埋め立て申請不承認を!
                                           
官邸前緊急集会(参加、約80名) )
      
知事の辺野古の海埋め立て申請の承認か不承認かの判断が、26日か27日にも出される情勢で、辺野古移設阻止の戦いは正念場を迎えている。
       そこで一坪関東ブロックでは政府に対し、今東京都内の病院に隔離状態に置かれている仲井間知事に「承認せよ」と圧力をかけるのをやめさせ
     
 知事の不承認を後押しするための緊急官邸前集会を行いました。緊急の提起にもかかわらず多くの人々(約80人)参集し辺野古移設承認を
       強要され5名の自民党国会議員を並べ、勝ち誇った表情を浮かべる石破が「何度でも沖縄を愚弄し続けるぞ。日本に物申すなど許さない」と宣言
       
した記者会見などの例を挙げ,怒りの声が渦巻きました。今後も知事の不承認を後押しするため集会を連続して行っていくことを確認し、集会を閉
       じました。
       

*12月4日(水) 辺野古への基地建設を許さない!オスプレイの沖縄配備撤回!12・4集会
                  「沖縄からの訴え 山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)」(参加230名)
 
       山城博治さんは安倍を次のように評しました。「安倍政権はこの国を戦争のできる国にしようとしていいる。いや戦争をしたくてうずうず
      している。戦争をすることが財界、財閥、官僚にとって利益になると考えている。国民はそのための駒としか考えていない。安倍の言葉
      には常に”自分”がついて回る。”自分がこの国を強くする”、”自分が日本を世界に通用する国にする”、安倍(自分)政権が経済を成長
      させる”、沖縄辺野古基地建設は安倍政権(自分の手)で成し遂げる”、などなど」。その通りと納得させられました。
       戦争の手始めとしてまたもや沖縄をターゲットにいようとしています。尖閣諸島を紛争の渦に巻き込み(中国を挑発)、中国と戦火をもく
      ろんでいる。そのために、石垣、与那国、宮古への自衛隊の配備、強化、オスプレイの沖縄配備の強行、辺野古への軍事基地建設の強
      行(将来は自衛隊基地化を想定しているのでは)しようとしています。国会でのなりふり構わない「特定秘密保護法」の強行採決は中国との
      軍事衝突を想定し、外務、防衛秘密の漏えいを防ぐ目的を内包してるからでしょう。
       沖縄を決して再び、三度戦場にさせてはならない。日本に住む私たちの責務です。
       辺野古新基地建設阻止、そのためには仲井真知事に何としても辺野古の海の埋め立て申請を不承認してもらわなければなりません。そ
      して名護市長選に絶対勝利しなければなりません。
       『沖縄選出国会議員、沖縄自民党県連に対する「普天間県外移設」公約を撤回させるための恫喝は単に自民党内の問題ではなく、「沖縄
      ごときが日本に物申すとは何事だ。ちょっといい顔していれば調子に乗って、もう許さないぞ。」というメッセージであり、日本の沖縄に対する
      侮蔑、差別の本質があらわになったのではないだろうか。”今が正念場だ。ここで戦いに勝利しなければ沖縄は消滅してしまう”』。山城さんの
      鬼気迫る訴えを、私たちは真摯に受け止め、沖縄の戦いに呼応した本土での闘い、沖縄と本土の連帯した闘い、を全力でやりぬくことを互い
      に確認しあう場に今集会はなりました。

             
            


*11月30日(土)公開審理のための学習会 「契約拒否地主 藤川佐代子さんのお話」(参加35名)

       2102年5月15日以降、新たに107名の軍用地地主が契約を拒否しました。その理由は「生きていくため泣く泣く契約してしていたが、
     米軍による沖縄差別、犯罪、軍用機墜落事故は後を絶たず、これではいつまでたっても沖縄は自立できない。基地をなくすには拒否す
     るしかない」、「軍用地契約金は日本相場の約6分の1、軍用地主は働かないで軍用地料でのうのうと生活していると揶揄されている。もう我
     慢がならない」などなどで、107名もの地主が拒否に転じました。このことは多くの軍用地地主が潜在的拒否地主であろうことを示しています。
      今、昨年5月15日以降契約を拒否した地主に対する公開審理が開かれています。12月18日には4回目の公開審理が開かれます。
     そこで本日、契約拒否地主の藤川佐代子さんをお招きし、契約を拒否の原点は、闘い続けて確信を持ったことは、闘いの今後の展望は、など
     をお話ししていただきました。「拒否する理由はそれぞれ違ってもいい、自分の思いを行動に移し、基地撤去のためのそれぞれが小さくとも針
     の穴を開けていく必要がある。自分は自分の故郷を米軍に踏みにじられるのは忍びない、いったん破壊された自然は元には戻らない。」の思い
     で闘ってきたと述べておられたのが印象的でした。
       
 


 *オスプレイ普天間への追加配備を糾弾する 配備を直ちにやめよ!
                                 8・3防衛省緊急抗議集会
(参加約90名)
    (抗議文を受け取ったのは沖縄人の平良さんでした)

 米軍普天間飛行場への追加配備に向け、山口県の岩国基地に一時駐機されていたオスプレイ12機のうち、2機が3日午後4時半すぎに普天間飛行場に相次い で到着した。沖縄県民の抗議の声を無視し配備を強行した米軍、日本政府(防衛省)に対して、満身の怒りをもって抗議し、配備撤回を強く要求した。緊急の抗 議行動にもかかわらず90名の人々がはせ参じた。



 *沖縄・高江へのヘリパット建設を許さない 8・1防衛省抗議行動!!(約45名参加)
            ●7・2からの工事再開を糾弾
            ●完成済N4−1地区の着陸帯の、米軍への提供を許さない
            ●高江ヘリパット訴訟に勝利しよう

   


 沖縄防衛局はノグチゲラなどの営巣期間となる3〜6月の間は工事を休止していたが、7月2日沖縄東村・高江にある米軍北部訓練場内でヘリパッド工事を再開した。
 その上、許しがたいことに、武田博史沖縄防衛局長は7月4日、既に完成したN4―1地区の着陸帯について「今後適正な手続きを経て米側に提供する予定だ」と述べ
た。これにより工事作業と並行して、米軍によるN4―1着陸帯の先行的運用が始まる可能性が出てきた。「追加配備」がいわれるオスプレイが使用する可能性もあり、絶対
に許してはならない。
 一方ハリパッド建設工事に反対する住民の抗議行動を、国が「通行妨害」として訴えた訴訟で、控訴審判決は公権力が個人の意見表明や表現活動を萎縮させる目的
の「スラップ訴訟」を認めるものであり、ヘリパッド建設阻止行動に対する弾圧であることとあわせて断じて許してはならない。
 私たちは今回の高江における工事再開を糾弾し、更なる工事を許さないために防衛省への抗議行動を行った。伊江島わびあいの里の謝花悦子さんからも抗議文が寄せられた。

 7・29オスプレイの配備と8月追加配備の中止を求める
              記者会見・
(45名参加)
              署名提出・
(団体約150、個人約450、10名で内閣府に提出)
              官邸前抗議行動
(約150名参加)
                      

     明日30日にもオスプレイの12機追加配備が行われようとしている。危険極まりないと言われているオスプレイの配備にはオール沖縄で反対している。1月 27日、28日には沖縄の全議会の代表が上京し、政府に対し「オスプレイ配備しないように」と訴えてきた。しかし政府は沖縄の声を無視し普天間に12機の オスプレイ配備を強行した。そして運行協定をも無視し、連日連夜、住宅密集地で飛行訓練を行っている。防衛省は沖縄住民らによる数百に及ぶ運行協定違反の の目撃証言についても「運行違反はない」と平然と言ってのけている。そしてさらにオスプレイ12機の追加配備を強行しようとしている。
 首都圏ネットワークは、政府、防衛省の住民無視のオスプレイ配備、訓練をやめさせるべく抗議行動を今後も強化していく。本日は各界の代表を招き、それぞ れの立場からオスプレイ配備反対、米軍基地撤去、自衛隊増強反対について表明してもらった。その後、本日(29日)まで集まった署名を政府に提出した。午 後6時半からは首相官邸前で150名ほどが集い、政府に対してオスプレイの沖縄配備撤回の大きな声を上げた。この抗議行動で気になったのは警察警備の強行 姿勢だ。言いがかりに等しい理不尽な理由をつけ、私達の正当な抗議行動に介入してきたのだ。先の参議院選挙での勝利で、安倍政権は、より住民弾圧を強めよ うとしているはないかと思うほどだ。(詳細、画像報告

5・15集会
 ー「復帰」41年を問う さらなる沖縄反基地闘争に向けてー(75名参加)
  
 一坪関東ブロックは”1972年5月15日「括弧つき」沖縄の日本復帰_隷属を問う”集会を開催してきた。今年度は総会後、沖縄から真喜志好一さん(沖 縄市民連絡会)を講師に招き、「辺野古移設についての米軍、防衛省の思惑、隠されている具体的移設計画」、「高江ヘリパット建設の現状」、「沖縄現地での 闘い_普天間基地ゲート前連日、連夜の座り込み闘争など」を得意のパワーポイント使い、お話してもらった。非常に分かりやすく、参加者も改めて米国、日本 政府の暴挙を許さないの思いを強くしたのではないか。
 おりしも、沖縄では琉球の独立を目指し研究や議論を深める「琉球民族独立総合研究学会」が15日発足した。民族自決、独立へ具体的な作業が始まっている。(5月16日沖縄タイムス)沖縄は着実に自立の道を歩み始めた。私達本土に住む日本人は、この事実をしっかりと受け止めなければならない。
 
 5・13 毎月防衛省前抗議行動(約70名参加)
  
 
米国本土からも「これだけ沖縄で反対の強い辺野古への新基地建設は無理である。」との声が上がっている。
政府、防衛省はいい加減に沖縄の声に耳を傾け、県内移設を断念するべきだ。姑息な手段で提出した公有水面埋め立て申請を撤回しろ。
オスプレイの12機追加配備を撤回しろ、オスプレイを沖縄から撤去せよ。ことさら中国、北朝鮮の脅威をあおり、それを口実にした自衛隊の
与那国配備強行を直ちにやめるべきだ。多くの仲間から防衛省に対し抗議の声が上がった。

 *4・28 日本「主権回復の日」記念式典への抗議集会!

                              4・28は沖縄が切り捨てられ屈辱と憤りの日だ
 

 1952年4月28日、政府(安倍政権)は主権回復と国際社会復帰の記念日と位置づけ、4月28日に憲政記念館で天皇を招き式典を開催した。しかし沖縄 にとっては国体護持の代わりとして米軍に島ごと売り渡された日だ。この日を境にして、沖縄は米軍による監獄に押し込められ、人権蹂躙に曝され続けてきた。 また日本復帰後は、、米国だけではなく日本からも、人権蹂躙監獄の中に投げ出され、現在に至っている。米国、日本両政府は沖縄の総意「米軍新基地は県外 に」、「オスプレイ配備はするな」の願いを全く無視し、むしろあざ笑うかのように「辺野古新基地建設」の推進し、「オスプレイの普天間配備」を強行した。 安倍首相は「沖縄が戦後の一定期間、わが国施政権の外に置かれた苦難の歴史を忘れてはならない」と述べた。しかしこの「式典」の強行は、安倍首相が沖縄の 怒りを一顧だにしていないことを白日の下に曝したといえる。私たちはこの首都東京で沖縄をあくまでも蹂躙し続ける「主権回復の日」の式典開催を糾弾する集 会とデモを行った。この抗議行動には400人以上の人々が集まり、政府に対し、抗議のシュプレヒコモールを響かせた。
   
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