軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロックヤンバルクイナ
http://www.jca.apc.org/HHK/
東京都千代田区三崎町2-2-13-502
電話:090-3910-4140
FAX:047-364-9632
郵便振替:00150-8-120796
6・23沖縄・高江支援集会報告
 
 昼間の防衛省交渉を経て夜、7月高江ヘリパット基地建設工事強行を許さない集会が開かれた。講師は防衛省交渉でも存在感を見せ付けた、闘いの現地から駆けつけてくれた山城博冶さんだ。
 山城さんについてはよく知られている事だが、2010年12月未明防衛省による突然の工事強行に対して、陣営が整わない反対陣営を叱咤激励し、粉塵の活躍で、工事強行をとめた立役者だ。
 山城さんは次のように語った。「日本政府、そして米国はこの東北地方大震災の中、当然震災の復興に全力を挙げるべきである。ところがその震災を隠れ蓑にして、米軍と自衛隊は格好の軍事実践訓練と位置づけ、トモダチ作戦なる共同の作戦を遂行しその成果を謳いあげている。また北沢防衛大臣以下多くの閣僚が來沖し、辺野古新基地建設の推進、下地島空港へのアジア太平洋地域の災害救援拠点を名目にした軍事拠点化、南西諸島への自衛隊配備、そして普天間基地へのオスプレイ配備等、沖縄住民の心を平気で逆なでし矢継ぎ早に計画を策してきた。
 長く運動をやっているにもかかわらず見た目には少しもいい方向(平和な方向)に世の中が向かっていないように見えてしまう。こんなことをやっていていいのであろうかと考えてしまうことがある。しかし弱い者一人ひとりが手をつなぎ国家権力の横暴をとめていかなければならない。

 23日は慰霊の日だ。沖縄戦でいけにえにされた県民の無念の思いを忘れず、日本政府によるこのような暴挙を決して許してはならない。沖縄にこれ以上軍事基地をつくらせてはならない。前回のヘリパット基地工事強行は突然で本当に苦しい戦いであった。
 私達は前回の教訓を生かし、反対陣営が一同に会し、議論を重ねて闘いの方向性を共有していく。今現在それぞれの陣営がヘリパット基地ゲート前に宣伝カーを配置し封鎖している。絶対に建設強行を許さない体制ができている。ともに協力し工事建設を阻止していく決意である」。

電子メール:hankach アットマーク jca.apc.org

jca-net