軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロックヤンバルクイナ
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                       沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック総会 
                      記念講演会の記録


                                 時:5月29日(土) 所:全水道会館

                     記念講演:照屋秀傳さん(権利と財産を守る軍用地地主会会長)

                              資料:日米共同声明文(2010年5月28日)
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                          内容:(題)安保を打つ共同行動こそ日本の明日を拓く

”沖縄は日本で唯一地上戦を体験し未曾有の被害を受けた。そして1950年代に入り、またしてアメリカ軍の軍事力、銃剣とブルドーザーによって沖縄癒しの地を奪われた。日本の独立(サンフランシスコ条約)と引き換えに沖縄は日本から切り離され米軍基地が作られ現在に至っている。
 今普天間基地の県内たらいまわし(辺野古に新基地作る)がなされようとしている。沖縄は当然のように反対している。本土でも大阪のように基地を受け入れることを検討してもいいといっているところがある。なのにどうして拒否している沖縄に新基地を押し付けようとするのか。日本政府は人間のための政治を軽んじ、基地政策を重視してるとしか思えない。アメリカを喜ばすことばかり考えている。
 沖縄住民の2分の1が立ち上がった島ぐるみ闘争では金をちらつかせて切り崩しを図った。貧しい沖縄は簡単に切り崩せると思っていたのであろう。沖縄差別もほどがある。今回も防衛庁の職員を多数投入し、あの岡本行夫も名護に入り市民の分断を画策している。時代が変わってもやることは変わってない。沖縄を貧しいままにしておけば常に権力者の言いなりに出来ると思っている。
 鳩山首相はここに来て「海兵隊の抑止力が重要だ。だから基地を沖縄に作らなければならない」といった。本当だろうか?。軍隊は戦争するために敵を作らなければならない。仮想敵国を常に設定している。今後中国がアメリカ、日本を攻めてくることは決してない。北朝鮮も日本を攻めることは考えられない。アメリカ、日本の軍事力の強さを北朝鮮はよく知っている。抑止力はまやかしだ。沖縄の心は憲法9条とあい通じる。沖縄の肝心「チムククル」と同じである。沖縄は平和の橋を架ける島だ。今回、福島党首は本当によく頑張ったと思う。日本のマスコミは本当のことを報道しない。アメリカはグアム、テニアンに移設するきがあるのにまったく報道されていない。けしからんことだ。”照屋さんは熱くそして冷静に話されました。最後に参加者全員で「一坪たりとも渡すまい」、「沖縄を返せ」を合唱して会を閉じました。

                                  

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