軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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沖縄の海も山もクニ(日本)のものか!! 

〜辺野古新基地建設に反対する緊急集会〜

イーストステージいけぶくろ(文化ホール) 主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック



6・9緊急アピール

沖縄・辺野古への基地建設のための
事前調査の強行・自衛隊投入をこのまま許さない


 5月18日、日本政府は辺野古への基地建設のために自衛隊を投入しました。それも大砲を装備した軍艦で出動したのです。私たちは心底、驚きと怒りを覚え、ここまでやるような時代が身に迫ってきたと実感しました。

 政府は「妨害行為で民間業者が作業をおこなえないから」、米軍への施設提供の任務のための「省庁間協力」で「さっぽろ雪祭りと同じ」だとして、一過性のことにし、当然のようにふるまっています。

 この自衛隊の投入に辺野古では「違法な『事前調査』に海自艦投入=琉球処分」という横断幕が掲げられました。1879年の琉球処分で武力侵攻した日本軍、沖縄戦で「本土」防衛のための捨て石戦として展開し、住民を犠牲にした日本軍を再び想起させます。ときの体制を軍事力で維持しようとする、それが軍隊であることを沖縄の人々は知っています。今回も住民、市民の行為に対し軍事力をもって威嚇したということです。そこには平和主義や基本的人権の尊重など、沖縄の人々にとって護る憲法すらないことが、ものの見事に示されています。

 この間、沖縄戦の「集団自決」が軍命ではなかったと強弁し、沖縄への配備や訓練の強化を公言してはばからない政府の意図的な挑戦だということを見過ごしてはなりません。

 これまで、辺野古への新たな米軍基地建設を、名護市民投票の勝利とボーリング調査の阻止による辺野古沖計画断念と、2度も阻んできました。日米の軍事再編による基地強化を、政府は「沖縄の負担軽減」をお題目にしてごり押ししてきましたが、基地が強化される自治体と住民の抵抗にあっています。このままならない状況を崩すために、金をバラ撒く米軍再編関連特措法を成立させる一方で、軍隊を投入し環境破壊などおかまいなしの事前調査を強行するという、なりふり構わないやり方に出たのです。

 事前調査の強行と自衛隊投入をさらに国会をはじめさまざまな場で追及しなければなりません。市民運動への自衛隊の諜報活動が垣間見せたように、日米軍事一体化を強引に進める自公政権によって、私たちの日常に軍靴が直接踏み込もうとしています。事前調査の強行の最中に亡くなられた、命を守る会代表の金城佑治さんが話された言葉に、「ここまで燃え上がれた力は、絶対に手を緩めてはいけない。最後まで頑張っていこう」(2005年9月4日防衛庁「人間の鎖」後の交流集会で)とあります。辺野古への基地建設に対する阻止行動で培ってきた人の輪をさらにひろげ、平和・人権をまもり、多様な生物が生存できる環境をつくるために行動していきましょう。

6月9日

沖縄の海も山もクニ(日本)のものか!!〜辺野古新基地建設に反対する緊急集会〜参加者一同

070609
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参加呼びかけ(HTML)