今週は田んぼにきれいな水を供給してくれている用水路に入ってゴミ拾いと生き物捕獲会です。ザリガニ、タモロコという在来種の魚、たくさんのエビ類、ヤゴなどが獲れました。みんなでそれらがきれいな環境がないと住めないものか、汚れたところでも生きていけるものなのか、分けて考えてみました。田んぼでは育ち始めた稲の中で、倒れてしまったり流れてしまったところに植え直す補植をしました。元気な稲は根を張り始めています。カルガモが遊びに来ていました。
午前中に田んぼに出て、午後は体力の限界を感じながら神田駿河台へジャーナリスト志葉玲のウクライナ帰国報告会へ。無理してでも行ってよかったです。ロシア側からのプロバガンダがあふれる中で、現地の真実に触れることができました。志葉ジャーナリストはウクライナ側がセッティングする取材にも参加ぜずに、完全にフリーの立場で現地を見て報道してきたといいます。そのうえで明言、ロシアのひどい侵略戦争、市民の虐殺。写真はブチャの10才の少年ボバ君。ロシア軍の攻撃の中で母親を失いました。
埼玉から届く元気のいいブロッコリー、いつもと違って胡麻和えになりました。小分けしたブロッコリー、千切りの人参、しめじをゆでておきます。すり鉢で炒り白胡麻をよくすって、味噌、醤油、蜂蜜で味を整えて和え衣を作ります。ゆでた野菜を入れてよく和えます。ブロッコリーの味はマヨネーズなどの油分と合いますが、この胡麻の素朴な味でもブロッコリー本来の味ががよく引き立ちます。
店では炭火を熾して蒲焼はできないので、いわゆる「なんちゃって蒲焼」です。三枚おろしにしたイワシの骨を切りとってから、片栗粉をまぶして揚げます。?油・みりん・酒各1、水3の割合で煮たてた汁に、砂糖をお好みの量で加えて煮たてたタレをフライパンにとって揚げたイワシをなじませるように炒ります。他の料理では砂糖を使わない当店ですが、青魚の味付けにだけは少量を加えることにしています。魚に染みこむいい味になります。
調布市内の3校の小中学校が、コロナのために学校閉鎖・学年閉鎖となりました。急な休校で食事に困っている子どもたちは、毎日やっている「みさとや子ども食堂」に来てください。カップラーメンやコンビニ弁当を食べなければならないとき、みさと屋に来れる子は、子ども食堂の有機野菜たっぷりで栄養満点のご飯を食べにきてください。300円ですが、お金はいつでもいいです。お金がいまなくても、食事が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。子どもだけでレストランには入りにくいと思います。「子ども食堂弁当」といってください。お弁当にします。こんな時だから、野菜たっぷりで、経験ゆたかな調理師がバランスよく作るごはんがカラダにいいのです。免疫力がつきます。小学校でいま学年閉鎖になっているところは少し遠いので、子どもだけで来るのはむずかしいかもしれません。近くの第一小、八雲台小のこどもたちは来れるから、日曜日いがいは毎日やっている子ども食堂があることを覚えておいてください。学校閉鎖の第3中の生徒たちは、自転車なら10分なので来れます。11:45~14:30、夕ごはんでもOK、17:00~20:00。日曜は休みです。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
青梅の依頼がありました。久しぶりです。果実類からは関東のものなら5年前くらいまで少しずつでもセシウムを検出していました。カリウムを多く含む物はセシウムを溜めやすいのでしょう。しかし最近は東京の物からは検出例は出なくなりました。この青梅は千葉県産ですが、800分かけて限界値を2ベクレル代にしても不検出でした。いろいろな果実類が実る季節です。1キロを測定のために回してください。データを残しましょう。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄