本町の呼びかけ人の集まり開催   (99/12/12掲載)  

 

 「合併の是非を問う住民投票を求める保谷市民の会」では、市内の各町ごとに呼びかけ人の集まりを開き、住民投票の実現について意見を交換するとともに、本年中に市内の全戸にこの問題を訴えるビラの配布について具体的な相談をすることにしているが、12日の日曜の午後、その先頭を切って本町の呼びかけ人の集まりが、第3消防団分会会議所で開催され、11人の呼びかけ人が出席した。

 意見交換の中では、障害児の教育問題に取り組んでいる人から、自分はまだ合併に賛成・反対の態度を決めていない、自分にとって最大の関心事である障害児の問題に関して、合併によって改善されるという見通しがはっきりつけば合併には賛成のつもりだ、しかし現状では、ただ抽象的な「バラ色」の話がまかれているだけで、具体的な問題点は一向に明らかにされておらず、ただ合併が既定の事実として進行している、どうしても住民投票による決定が必要だと思う、という意見も出された。

 合併のような市民にとっての大きな問題は、ぜひとも住民自身の意思によって決定されるべきだという点では、全員が一致し、また、署名が法定得票を上回っても、議会で否決される可能性もあり、今から、議員や各会派への働きかけが重要だという意見も、多く出された。

 全戸配布ビラはまもなく印刷が完了するが、その見本刷り(上の写真、実際は黄色の紙に印刷されるはず)も配られ、インパクトのあるビラだと、好評だった。本町は、1丁目から 6丁目までで 1,250 所帯ちかくあり、その全戸にビラを入れるのは容易ではないが、参加者は、本町を地域わりし、分担してこれを撒ききることを決めた。しかし、今後の活動のこともあり、もっと呼びかけ人を増やす努力も大事だということも確認された。