12. 西東京市での反・脱・原発運動の2012年2月のご報告 (2012/02/28掲載)  

 「原発はいらない西東京集会&デモ」は、第5回目の行動として、2月26日(日)の午後に行なわれました。今回は西東京市役所田無庁舎市民広場で集会が行なわれ、午後2時からデモになりました。コースは、田無駅周辺を通り、青梅街道と東に進み、西武柳沢駅そばの「しじゅうから公園」まででした。これまでは、毎回、参加者が増えてきていたのですが、今回はひどく寒い日であったことか、人数はすくなく、60〜70人くらいだったでしょうか。しかし、参加者は元気で、とくに、最近のデモは、プラカードや旗、あるいは楽器などがかなり多様で、数も多くなって、華やかなイメージの行進に見えるようになってきたと思います。
 12月のデモはスピードが速く、付いてゆくのが辛かったのでしたが、今回は年寄りに気を使ってか、かなりゆっくりした行進で、私も最後まで歩けました。しかし、やはりシュプレヒコールに入って大きな声を出すのは出来ませんでした。
デモのあとの集会では、私は、5月3日の意見広告運動についてのお知らせをし、ご協力をお願いするようにしました。(下の3枚の写真)
 この日の集会アピールは以下の通りです。

2.26 第5回原発はいらない西東京集会アピール

福島第1原発事故から1年になろうとしている。
政府は昨年12月16日早々と事故収束宣言を出したが、
実際は高濃度に汚染された原子炉内部の様子は分からず、
放射性物質を封じ込めることもできていない。

確かなことは、私たちは原子力のコントロールに失敗し、
未だその解決策を見いだし得ていないということだ。

原発54基中、いま運転中の原発は泊と柏崎刈羽の2基だけとなった。


それでも電力不足は起こらない。
この2基も4月末までに定期検査に入り、すべての原発の運転が止まる。
原発事故の真相究明とエネルギー政策の検証を欠いたまま、
まやかしのストレステストで、原発を再稼働することは絶対に許されない。
大地震に耐えられる技術がないだけでなく、放射性廃棄物の処分方法も処分地も
目途が全く立っていない現状を直視すれば、進むべき道は全原発の廃炉しかない。

厚労省は4月から食品の安全基準を1年1ミリシーベルトにするという。
内部被曝だけでカウントしているが、公衆の被曝線量の法的基準は
外部被曝と内部被曝をあわせて、1年1ミリシーベリトである。

 



だから、安全基準はもっと下げるべきだ。

福島の高濃度汚染地域に人々を住まわせてはいけない。
国は真剣になって、この地に住む人たちを被曝から防ぐ手立てを尽くせ。

人や生き物の命と土地、そして子どもたちの未来を守るために、
「原発はいらない」と私たちは言い続ける。
福島をはじめ、あらゆるところで「原発NO!」の意思表示を続ける運動と
連帯し、行動する。

2012年2月26日  原発はいらない西東京集会参加者一同

 

 この「原発はいらない西東京集会&デモ」が開いているホームページは、さまざまの情報が載っています。とくに、毎回の集まりやデモが動画で発表されているのです。これを観ていたら、昨年の12月のデモの動画にも、そして今回のデモの動画にも、私も歩いているのが写って折り、驚きました。以下を覗いてみてください。
  http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/ 
 また、
原発はいらない西東京集会実行委員会のYouTubeチャンネルを見ても、これが見れます。
http://www.youtube.com/user/nonukentyo 
 
 次回の行動は、 5月20日(日)午後の予定です。詳しくはこの会のプログに出ますので、アクセスしてください。