掲載日:2024/02/05

2月6日は国際FGMゼロトレランスデー

ゼロトレランス(Zero Tolerance)とは、ゼロ(Zero)容認(Tolerance)、つまり不寛容、情状酌量の余地なしといった意味です。
『FGMゼロトレランスデー』は、2003年にエチオピアで開かれたアフリカのNGOインター・アフリカン・コミッティー(IAC)主催の国際会議で、「FGMにはゼロトレランスを(FGMをぜったいに許さない)」という決意表明が発表され、その会議が開かれた2月6日を「国際FGMゼロトレランスデー」と定めたことが始まりです。
世界各地でこの日には、FGM廃絶を訴える様々なイベントが開かれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<国連機関による声明>
2024年国際FGMゼロトレランスデーのテーマは『彼女の声。彼女の未来。FGMサバイバーによるFGM廃絶運動の推進』。
2024年には世界中で約440万人、毎日12,000人以上の少女がFGMを受ける危険にある。
過去30年でFGMを受ける少女の数は減少しているものの、現在の10倍のペースで廃絶を進めない限り「2030年までにFGMをゼロにする」という世界的な目標は達成できない。
FGMを経験したサバイバーたちの声と行動は、FGMの深刻な弊害を訴え、この慣習を存続させている根深いジェンダー規範を変えさせることができる。

https://www.un.org/en/observances/female-genital-mutilation-day#:~:text=Every%20survivor%27s%20voice%20is%20a,in%20leading%20the%20%23EndFGM%20movement.

https://www.unicef.org/documents/international-day-zero-tolerance-female-genital-mutilation-2024

- Topics Board -