ケイティ・シエラさんを応援しよう!
アフガニスタンへの戦争に反対のメッセージを書いたTシャツを着て
停学処分を受けた米の高校生−ケイティ・シエラさん−
彼女は、さらに学校や同級生からのいやがらせに
退学を余儀なくされた
でも彼女は頑張っています!
ケイティ・シエラさんを支援するホーム・ページ

http://www.infoshop.org/pipermail/infoshop-news/2001-November/000236.html


HOW TO HELP KATIE SIERRA, WEST VIRGINIA ANARCHIST INVOLVED IN A FREE SPEECH FIGHT
ケイティ・シエラさんを支援する方法―言論の自由のために戦うウェストヴァージニアのアナキスト





 今では,多くの人々がケイティ・シエラ(ウェストヴァージニア州チャールストンのアナキストであり高校生である)の裁判について知っている。彼女は,米軍のアフガニスタンでの戦争に反対し,高校で反政府クラブを結成しようとしたために,停学処分を受けていた。

 以下の情報は,ケイティさんの弁護士であるロジャー・フォーマンに対して本日行った電話インタヴューに基づくものである。ケイティさんとフォーマンの2人とも,言論の自由と自由な組織の権利,そしてウェストヴァージニアのカナワ郡の学校制度による、ひどい侵害にたいしては,補償を求めることを決めている。


 先週の巡回裁判所の判決は,ケイティ(下の記事参照)に対する学校側の処分を支持するものであったため,巡回裁判所のウェストヴァージニア最高裁に対して,上告がすぐに行われた。ケイティの権利に対する侵害に対して、学校当局に対する訴訟も行われた。

 さらに,ウェストヴァージニア市民自由連合WVCLU(ナショナルACLUの州組織)は,この裁判に対し支援を行うことを表明した。フォーマン(市民的自由に関する経験豊かな弁護士でWVCLUやACLUに長い間関わっている)は,ケイトの裁判を無償で処理し,それと闘うために専念している。

 しかしながら,調査や開示のためにはいくらか費用がかかるだろう。ある時点で,彼女の弁護チームは、アナーキとは本当は何を示しているのかについて検証するためにアナキストを専門の参考人として呼びたいと考えるかもしれない。それは,最近うわさされている誤った概念と虚偽の宣伝に反論するためである。






Here's how you can help: If you want to send letters of support to Katie:
彼女を援助できる方法は以下のようなものである。もし,ケイティに励ましの手紙を送りたいならば,

Katie Sierra
c/o Roger Forman
P.O. Box 2148
Charleston, W. VA 25328

If you want to send _polite_ letters of support for Katie's rights of free speech, free association and equal treatment to:
もし,言論の自由,自由な組織,平等な取り扱いに関するケイトの権利のために,支援の礼儀正しい手紙を送りたいなら,

The Kanawha County Board of Education
200 Elizabeth St.
Charleston, W. VA 25311
attn.: Superintendent Ron Duerring

or to:
あるいは

The West Virginia Supreme Court
1900 Kanawha Blvd. E.
Capitol Bldg. 1
Room E317
Charleston, W. VA 25305
Attn.: Roy Perry, Clerk, West Virginia Supreme Court


Contributions to the West Virginia Civil Liberties Union:
ウェストヴァージニア市民自由連合への寄付

P.O. Box 3952
Charleston, W. VA 25339
on your check or money order you should note that this contribution is designated for "Katie Sierra's case"

この寄付は,"Katie Sierra's case"と明記した小切手,またはマネーオーダーを同封して下さい。

To write a letter of support for Katie to the Charleston Gazette or to refute some of the misconceptions about anarchy: http://www.wvgazette.com/static/Forum.html
ケイティを支援するために、アナーキに関していくつかの誤った概念を正す手紙を,チャールストンの新聞ガゼットに,書いてください。

For liberty, equality and mutual aid,
Ben Markeson,
Orlando, FL
(member, The Stone Soup Collective)

http://www.wvgazette.com/news/News/200111062/




Speech case attracts international interest
Tuesday November 6, 2001
By Eric Eyre STAFF WRITER

言論訴訟が国際的な関心を呼び起こした
2001.11.6

スタッフライター エリック・イエア



 ケイティ・シエラは,月曜日の午後の裁判テレビのインタヴューを延期した。彼女は,学業に追いつこうとしており,2年生になるために十分な単位を取ろうとしている。

 シソンヴィル高校で反政府クラブを始めようとして挫折させられたシエラの試みと,アフガニスタン空爆に反対するTシャツを着たことは,ここ数日の間,国内的にも国際的にも注目された。

 15歳のシエラは,YMマガジン,ヒスパニックリンクニュースサービス,ウィークリーリーダーからインタヴューを受け,いくつかのラジオ番組に出演した。

 MTVは,今週,シエラにインタヴューする予定である。そして,日本のテレビ局であるテレビ朝日は,シソンヴィルに報道記者を送る計画だ。

 サンディエゴでは,高校と2つ大学で,学生が,シエラを支援する請願書を広めた。

 「戦争がはじまってから我々が受けた,言論抑圧の最初の事件である」とシエラの弁護士であるロジャー・フォーマンは述べた。「なされたこと(処分)の方が一層重要なことである。世界が,われわれを見ている」

 月曜日,フォーマンは,州の最高裁の前に緊急のヒアリングを要求した。「アメリカ合衆国の憲法は危機に瀕している」と彼は言った。

 先週,カナワ郡の巡回裁判所のジェームズ・スタッキー判事は学校当局の側についていた。その言い分はシエラと弁護士が仮差止めを受けるために必要な、取り返しのつかない損害を立証しなかった、というものである。

 1週間前,シソンヴィル高校の校長であるフォレスト・マンは,反政府クラブを結成したことに対して,シエラを3週間の停学処分にした。

 マンはまた,シエラに反政府のシンボルの付いたTシャツを着ることを禁じた。そのTシャツには「テレビでアフガニスタンの子供たちが死んだり,死んでいくのを見たとき,私はこの国の安全について新たな感覚が生まれるのを覚えた。神よ,アメリカをお守り下さい、と」というような手書きメッセージが書かれていた。

 彼女の母と一緒に控訴したとき,シエラは,自分の言論の自由が否定されたことを主張した。彼女はまた,停学処分の記録を学校から削除することも求めている。



 アソシエイテッド・プレスは,世界を通じて新聞にその話を配信した。京都ニュースもまた,日本のニュース配信会社であるが,その話を取り上げた。

 「われわれは,非常に平和的な国民である」と中村はる(テレビ朝日のニューヨークのプロデューサ)は言った。「一市民としては,われわれはどんな武器の使用も禁じられている。これは,日本人の間でも極めて深刻な問題である」

 シエラは,学生,教師やポーランド,ニュージーランド,日本やカナダにいる反政府主義者からの応援のメールに答えている。米国では,シアトル,ミシガン,シカゴからの人々は,支援を約束するメッセージを彼女に送っている。

 アンバー・ルザックは,サンディエゴのサウスウェスタンカレッジの法律の学生であり,学生パラリーガルアソシエーションの代表であり,シエラのために「法廷の友達」を提出する計画がある。

 「私は,この件に関して非常に憤りを感じていた」と,ルザックは月曜日に語った。「それは,本当に私をいらだたせた。われわれは,これを使うことができるという希望をもっている」

 ある学生グループは,シソンヴィルの高校のウェブサイトにメッセージを送り,「今月の生徒」としてシエラに投票するようにお願いしている。最初の修正組織は,eメールや手紙をカナワ郡の管理者や責任者に送るように要請することを計画している。

 「われわれは,何が行われているかについて意見を発していくところである」と,ジョン・ヴァンス(カリフォルニア州のバークレーのファースト・アメンドメントセンターのコーディネータ)は言った。「ファースト・アメンドメントは,一つの意見以上のものを表明していくつもりである。議論は良く,ディベートは良い」

 シエラはカナワ郡の学生と親たちから、たいていの場合、批判を受けた。学校当局と多くのシソンヴィルの親たちは,マンの側についている。
 「われわれは,はるばるカリフォルニアまで人々を分裂させてきていると思う」と,学校の責任者であるジョン・ルオニは言った。「そのことは私の一日を非常に明るくする」





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