「ブッシュを止めろ」
「戦争屋はいらない」
「世界に平和を―――ブッシュにプレッツェルを」
ブッシュの戦争と資本主義グローバリゼイションに反対!
ドイツで七万人がデモ!
ブッシュ米大統領の訪独に対して、平和を求めるドイツ民衆が立ち上がった!
「インディペンデント・メディア・センター(英)」からの翻訳


ブッシュの戦争と資本主義グローバリゼイションに反対してベルリンで7万人が立ち上がった

http://uk.indymedia.org/index.php3?resist=global


 今日5月21日火曜日、ほぼ7万人の人々(警察は1万8千人と見積もる)が、ブッシュ大統領の戦争と資本主義グローバリゼイション、また環境破壊や死刑などもろもろの彼の政策に反対を表明するために集結した。


 「我々は戦争なんていらない、大統領殿」「ブッシュを止めろ」「戦争屋はいらない」というのから「世界に平和を―――ブッシュにプレッツェル※を」という独創的なものまで、この巨大な抗議の叫びの結集は、「平和の枢軸」と呼ばれる運動の連合によって組織されたものである。「平和の枢軸」は反資本主義運動、平和運動、環境運動、左翼政党の党員などその他もろもの200以上の団体によって構成されている。

※以前ブッシュ大統領がのどに詰まらせて気絶したお菓子。

 与党・緑の党(いわゆる社会民主党の系列)のメンバーは「平和的な抗議」と銘打った小さな集まりはが催したのだが、それは数人の左翼活動家の「戦争屋」「偽善者」という突然の叫びで終わった。このような抗議は、昨日ある活動家がベルリン中央にある"ビクトリータワー"を登って「戦争反対で団結せよ!」という巨大な横断幕を広げ、華々しい登場を果たした。彼は警察に連行される前に大いにマスコミの注目を引きつけて、歓呼の群衆に迎えられたのである。


 抗議は異なった戦略を持ったさまざまな団体によって行われ、操り人形を使うものからコスチュームを着込むもの、ドラムを鳴らしたり踊りを踊るもの、「リネイム・ザ・ストリート」(おそらく団体名)のような直接行動を行うようなものまでいる。でも明日以降は、「リクレイム・ザ・ストリート」や「カウボーイに平和を」というような都市規模の直接行動のようなさらに独創的な抗議があると思われる。


 我々はアメリカやアメリカ人に抗議しているのではなくて、アメリカとその同盟国(ヨーロッパを含む)戦争政策に反対しているのである、何人かの抗議者や組織者もそう強調した。


ドイツで数万人の人々がアメリカの大統領ジョージ・W・ブッシュの訪問に抗議して、独創的な抗議を行った。

http://uk.indymedia.org/front.php3?article_id=32033&group=webcast


 ジョージ・W・ブッシュのヨーロッパ訪問に反対する動きがめらめらと燃え上がっている。ドイツのベルリンで、アメリカ政府のひどすぎる人権の扱い、「テロに対する戦争」と国際社会の無視に反対して、数万人の人々が町に出た。彼らはまた、大企業と固く結びついて暴力的なやり方で世界をのみ込んだ新自由主義的な資本主義の、もっとも象徴的な代表の一人としてのブッシュに対しても抗議していた。


 5月21日火曜日にドイツの首都ベルリンで、抗議は7万人強の平和的なデモで始まった。水曜日には数万人の人々が多種多様な抗議行動を行って、ベルリンの下町は騒々しい色とりどりの群衆で埋め尽くされた。お祭り的な雰囲気は、警察が「シュロスプラッツ」広場にいた群衆の一部を攻撃すると、より緊迫したものになった。数千の人々が、水の噴射と警棒を使った暴力的なやり方で「レッドゾーン」から排除された。けが人が続出し、多くの人が逮捕された。激昂した抗議者たちはバリケードを築いて、いくらか店の窓を打ち壊した。

 木曜日には数万人の人々が「リクレイム・ザ・ストリート」の華やかな集会やカウボーイやカウガールの奇抜な抗議行動に参加した。警察はどちらに対しても、逮捕できるものは誰でも逮捕するという強圧的な手段で繰り返し攻撃した。

 ブッシュの訪問と「テロに対する戦争」にドイツ政府が参加している事に対する抗議は、このほかにドイツの50以上の町と都市で行われた。


 通りでの抗議に対応するため、ベルリンでは第二次世界大戦以来で最大規模で警察が動員された。市評議会と連邦政府の両方は、アメリカ大統領の安全確保のためには市民の人権は二の次であることを明確にした。政府地区では「レッド・ゾーン」が宣言された。主要なメディアは、この抗議行動の準備される過程で数週間にわたって「抗議者たちは大規模な暴動を引き起こかもしれない」というでたらめな報道を行って、それを口実に警察の大動員や彼らの暴力的な弾圧を正当化してきた。

 インディーメディア・ドイツは再び、メディアの誤報の誤報に対して、詳細な暴露報道とネット上のライブラジオで反論した。

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