◆定例会報告 9/30(火) かながわ県民サポートセンター 出席者は羽角、根岸、金井、吉井、Gさん(ASSIST)でした。 (1)報告 ・9/28(日)原子力教育を考える会…省略 ・「新アジェンダ21かながわ」関係 9/10に草案に対する意見交換会がありました。 10月末に本文が確定します。 11/4(火)の県民集会で発表されます(これは企業を視野に入れたもののようです)。 11/16(日)にも集会があります(これは次の国際交流協会の「地球市民フォーラム2003」のプレイベントで、市民向けの説明会です)。 (2)これからの予定 ・11/22(土)原子先生学習会 司会…羽角 記録…根岸、金井 会場準備…全員 ・神奈川県国際交流協会の「地球市民フォーラム2003」 テーマ…「持続可能なくらし」 日時…2004年2月21日(土)22日(日) 「新しい環境学習をつくるネットワーク」がワークショップ「ゴミはなぜ増える」を担当します。 以下のプレイベントがあります。 11/26(日)新アジェンダについて(市民向け話し合い) 12/7 (日)当時のキャンドルイベントに向け、ロウソクづくり(ゆっくり堂) 1/17 (土)栄区周辺の地産地消、エコクッキング 2/8 (日)持続可能なコミュニティ、エコミュージアム (3)「風力発電ゲーム」について ・夏に「ASSIST・CO2削減活動を推進する会」というNPOから「風力発電ゲーム」づくりへの協力の依頼がありました。 ゲームづくりにはNEDOの補助金がおりたとのことです。 「ASSIST・CO2削減活動を推進する会」は、風力発電を建設し、その収益で市民団体を助成する活動をしようとしているNPOです。 (「草の根援助運動」のOさんから羽角を紹介してもらったようです。) 「ASSIST」のGさんがこの場に参加して、趣旨を説明した後、実際にゲームを試してみました。 その中でいろいろと改良点を話し合い、次回に小山さんが改良版を作ってくることになりました。 根岸さんもこのプレ版を授業で試してみる予定です。 11月頃から実際に学校の授業の中で試行していく予定です。 ◆次回の予定 次回は主に「風力発電ゲーム」の検討を行うことにしました。 以下の日程で「藤沢市市民活動推進センター」で行います。 日時…10月16日(木)18:30〜 場所がわからない方はこちらの「推進センターの説明」を見てください。 http://www.cityfujisawa.ne.jp/~f-npoc/ |
◆定例会報告 8/27(水)の会合の報告 出席者はA、羽角、根岸、F、金井でした。 (1)報告 ・会計報告 冊子の売り上げなどの収入があり、現在の残金は33,253円です(詳細省略)。 ・「環境学習プログラム集」の冊子を180部増刷しました。 前回の増刷までは助成金の残りの材料を使ったので1部200円としましたが、今回は材料費などがかなりかかったので、これからの冊子の代金は500円とします。 ・「ストップ温暖化ネットワーク」関係、「新アジェンダ21かながわ」関係…省略 ・7/21「原子力教育を考える会」…省略 ・全国環境教育ネットワークの「川辺川〜屋久島ツアー」…省略 (2)原子先生の学習会について ・タイトル「持続可能な社会をめざす環境学習―世界の動きと日本の課題」 ・日時…11月22日(土)15:00〜17:00 ・場所…地球市民かながわプラザ(あーすプラザ)2Fフォーラムスペース ・神奈川県国際交流協会との共催 (会場がなかなか見つからなかったため、国際交流協会のキムさんに会場を押さえてもらいまいした。そのため、国際交流協会との共催になりました。) (3)バイオマスに関する学習プログラムづくり ・7月から始まったバイオマスに関するプログラムづくりですが、松村さんといっしょにいろいろ検討しました。 ・教材としては、人の手が入った雑木林が生物的多様性があっておもしろい。 (バイオマスとしては杉林の方が意味がある。) しかし、老木は切っても芽が出てこないので、里山としてどれだけ年をとっているかが重要。 ・バイオマスと生物多様性の意味をしっかり学習プログラムに入れる(化石燃料減少と温暖化防止、持続可能な社会など)。 ・楽しいだけではダメ。社会のシステムとしてバイオマスを利用しないと変わっていかない。 ・里山を実習地として、生徒を受け入れながら保全していくのがよい。 ・対象は生徒全員ではなく、関心のある生徒。 ・実際は作業の大変さと安楽を追求する消費社会の問題がある。 ・もう少しアトラクション的な内容も入れたらどうか(ホタルを見る夕べなど)。 ・このあたりで時間切れになり、なかなか具体的なプログラムのアイデアまで行きませんでした。 |
定例会報告 7月14日(月)県民サポートセンター 出席者 羽角、根岸、金井、A、E、F(New Member)、 でした。 1、報告 ・会計報告 冊子作りや郵送料やホームページ維持費などで出費がかさみ、今のところ冊子の売り上げを除いて46762円の赤字です。冊子の売り上げが2万数千円ありますが、とても赤字が埋まりません。やはり冊子を値上げせざるを得ないだろうということで、次回増刷分から1冊500円とすることにしました。(これまでの300冊は高校教育会館からの助成金で材料を買ったので200円ですんでいたわけです。) 次回増刷分は「違いの違いカード」の文章のまずい部分を1つ訂正して、改訂版とします。 ちなみに、7月24日に改訂版180冊を増刷しました。 ・6月14、15日(土、日)の環境月間キャンペーン 横浜駅西口でストップ温暖化ネットワーク主催の環境月間キャンペーンに展示参加しました。 ペットボトルに入ったメダカを持って行って展示したところ、かなり多くに人が足を止めて見ており、たくさんの人に説明しました。(メダカを運んだのがいけなかったのか、その後1週間ほどでメダカが死んでしまいました。残念です。) ・県庁消費生活科から電話があり、8月29日に行われる教員向けの消費者教育研修会で「新しい環境学習をつくるネットワーク」の教育実践を報告してくれないかという依頼を受けました。羽角が引き受けました。 ・4月29日「原子力教育を考える会」が発足 高木学校が中心となって、学校に配布されている原子力教材や、圧倒的に多い推進側のホームページの、推進に偏った内容に危機感を持った人たちが集まって、上記の会がつくられました。 羽角、根岸、A が参加しています。 今後、原子力に批判的な内容の生徒向けのホームページをつくることを目標に活動していきます。 ・Eさんが大和市で行っている環境教育について話してくれました。 「やまとみどりの学校プログラム」という課題解決型の環境活動推進プログラムで、今教育委員会や校長会に説明しているそうです。これがうまくいったら、初めてのNPOと教育委員会のコラボレーションになりそうです。実現するといいですね。 2、「世界」7月号に載ったいくつかの記事の紹介 ・「世界」7月号の特集は「東京型教育改革に未来はあるか」というもので、この特集自体(特に東京と高知県を比較した「東京型教育改革は唯一の道ではない」など)おもしろいのですが、私は終わりの方にある「“メディア漬け”と子供の危機」および「子供たちのライフハザード」に注目しました。 私たちが以前から注目している子供時代から経験するべき人間関係や自然体験について、メディアリテラシーと子供の遊びというテーマで書いています。もし興味があったら読んでみてください。 3、バイオマスに関する学習プログラム ・これが本日のメインテーマです。 神奈川森林エネルギー工房の F さんと以前からいっしょにつくろうと話をしていたものです。 森林エネルギー工房としては、里山保全活動にやってきた人たちに対して、里山保全の意味をわかりやすく伝える学習プログラムを作りたいということ、一方私たちは学校の授業で行う学習プログラムを作りたいということ、そこで、いっしょにやろうということになりました。 ・まず松村さんに考えていることを話してもらいました。そのあといろいろな議論になりましたが、長くなるので割愛します。 ・いろいろな話のあと、自然エネルギーとしての木質エネルギーについてではなく、里山保全の意味を中心にすること、 次回松村さんがたたき台をつくってくること、及び各自アイデアを持ち寄ることが決まりました。 ◆次回は 8月27日(水)18:30〜、県民活動サポートセンター9Fです。 よろしくお願いします。 |
定例会報告 3月6日/24日 県民サポートセンター 3月6日と24日に行われた会合の報告と次回のお知らせです。 実は、3月6日の会合の報告を忘れていました。 学年末で超多忙だったためですが、申し訳ありません。 報告の前に、横浜雙葉中学高等学校の福村先生から次のようなメールが来ました。 >おはようございます。福村です。 >いつもご連絡、ありがとうございます。 >昨年度は、総合学習が初めて授業に入り、 >あたふたした一年でした。 >それで、出席できませんで、すみませんでした。 >一年間の中2の総合学習の様子をHPに >入れましたので、もしよろしければ、ご覧下さい。 >あまり、詳しくないような気もするのですが。 > >今年度も移行期間で時間に余裕があるか、 >わかりませんが、お知らせいただきたいです。 >よろしくお願いします。 http://www.yokohamafutaba.ed.jp/ 「ホットライン」→中2→総合学習とたどっていくと、実践報告があります。 たぶん、「私と自然」のコーナーが福村さんの授業ですよね。 すばらしい自然体験型の総合学習だと思います。 (その他の総合学習もよく練られていていいです。) 私もこんな授業をやりたいです。皆さんもよろしかったら見てください。 3月6日の会合では、主に冊子づくりの検討と、「ゴミはなぜ増える」コメント集の検討をしました。特に重要な内容はないので省略します。 3月24日の報告をします。 出席者は、羽角、根岸、金井でした。 (1)この間の報告 ・3/12ストップ温暖化ネットワーク(金井) かながわ新アジェンダ21の骨子案ができたそうです。 4月にその内容についてワークショップをやって、意見を出してほしいそうです。 次回の会合までには骨子ができていると思いますので、話し合いたいと思います。 行動計画は、策定したあともどんどんよりよいものに変更していく計画だそうです。 また、環境月間のキャンペーンは6/14(土)、15(日)だそうです。 ・3/21高木学校「原子力と環境教育を考える」(羽角) 高木学校は原子力資料情報室創設者の高木仁三郎さんの遺志を継いで続いている学習会で す。今回の学習会は、原発推進側が学校に送ってくる原発に関する教材の内容があまりに も偏っているという危機感から始まった企画です。 午前の部は、文部科学省が予算化した「原子力・エネルギー教育支援事業交付金」の問 題点についてと、推進側教材の具体的問題点が報告されました。 午後の部は、高校社会教科書の原発の扱い方、茨城県における原発推進教育、東京西多 摩教組が作った原発に関する自主教材、などの報告があり、質疑討論がありました。 質疑討論では、授業における公正さとは何かという点が一番話し合われました。 原発推進側の教材が公正ではないのは当然としても、身のまわりの圧倒的な原発推進の 情報量の中で授業に「公正さ」を求めるということは「公正」なのだろうか、という意見 もありました。 いずれにしても、足下をすくわれないためにも、「公正」に見える授業をする必要はあ るだろうというあたりに落ち着いたように思います。 また、原発推進に対抗する教材の開発や、原発推進側に申し入れをするために、「原子 力と環境教育を考える会」のようなものを作ることになりました。 (2)教材冊子づくりについて 神奈川県高校教育会館からの助成金の報告期限が3/31なのですが、それまでに冊子は できそうにありません。 とりあえず、CD-Rと印刷用紙などを買って、CD-Rだけでも送ることにしました。 また、冊子のひな形を羽角が作ってきました。 B4版横型で、足りないページを数ページ作って完成です。 CD-Rは、htmlで目次を作ってpdf化した教材にリンクして、どんなパソコンでも読め るようにしようということになりました。 具体的な作業は次回に話し合います。 (3)「ゴミはなぜ増える」コメント集検討 前回指摘があった部分を羽角が書き直してきました。 これで完成です。(長かったー) 環境問題や社会についての基本的な考え方をかなり書いたものになりました。 (請うご期待!) ◆次回は 4月24日(木)18:30〜 場所は、新しくできた「藤沢市市民活動推進センター」でやってみようということになりました。場所がわからない方は次を見てください。 http://www.cityfujisawa.ne.jp/~f-npoc/ 藤沢駅北口を出て辻堂方面に徒歩7分です。 主に教材冊子づくりの作業について話し合います。 では、よろしくお願いします。 |
定例会報告 2月13日(木) 県民サポートセンター 出席者は、羽角、金井、根岸、Cさん、それと下記のMさんでした。 この日は東京大学教育学部の大学院生のMさんが来てくれました。 Mさんは羽角の総合学習の時間に国際援助NGO「地球の木」のスタッフを招いた時に、 いっしょに鎌高に来てワークショップを手伝ってくれた人です。 現在、群馬県の保健所などでピアカウンセリングを用いた性教育プログラムなどに取り組 んでいるそうです。 1、この間の報告 (1)1/25〜28日教組全国教研集会(根岸) 根岸が司会として参加した「環境・公害と食教育分科会」の様子です。 全国から小中高の様々な実践報告がありましたが、いくつかをピックアップすると ◎大阪の小学校の先生のグループが毎年夏現地を訪れて、そこの環境問題を教材化している。去年は諫早湾を訪れて教材を編集。その後、子どもたちに電話やインターネットなどを使わせて、様々な立場の人たちを取材させ、学ばせていった。 ◎東京の小中の先生のグループが原子力自主教材の本を作った。 ◎新潟の柏崎刈羽原発地元の県立高校では原子力防災マニュアルを作った。 ◎岩手の小中高の先生のグループは青森県境との境界につくられてしまった、産廃大量不法投棄の現場を調査した。 ◎環境学習プログラムの提案がいくつかあった。その中でも宮城の小学校ではゴミ問題の プログラムにゲームやワークショップを取り入れて、学校ぐるみの取り組みをしていた。 ◎総合学習に学校ぐるみで取り組んでいるところが多くなり、内容に深みが出てきた。 ちょっと前までのように、川を清掃しておしまいというような実践報告は少なくなってき た。 ◎発達段階に応じた環境学習プログラムの話になった時、それでは小学校では公害学習を するなということか、と議論になった。 教研で議論されることで、毎回のように思うことは、地方では豊かな自然環境を利用した教育実践が多く、それはすばらしい(うらやましい)ものが多いのです。日本の自然はまだまだ棄てたもんじゃない、そう思わせる報告があります。でも、その自然がやはり少しずつ蝕まれている、そうしたことにも気づかされる報告もあります。 しかし、もっと大きな問題は、都市の問題です。都市の学校では地方と同じ自然を満喫する実践はできないわけで、しかも圧倒的に都市の人口は多く、その環境負荷も大きいわけです。環境学習においては、都市の学校でどうするかが大きな問題だと思います。 そんな中で、ことし私たちがこの教研集会で紹介した、「ペットボトルのミニ生態系」のパンフレットを宇井純先生が取り上げ、都会でもどこでも簡単に自然の循環を知ることの出来る実践だと誉めてくれました。 (2)1/29(水)ストップ温暖化ネットワークの会合 (羽角、金井、青木) ◎県庁の科学技術振興課の人が新しい「かながわ新エネルギービジョン」について説明を し、少し討議しました。 「かながわ新エネルギービジョン」では市民がワーキンググループに参加して、実際に全国を調査して、その結果が提言にたくさん反映しています。 最後の討議で、「太陽熱温水器の重要度が低く評価されているが、これはなぜか(家庭では自動車の次にCO2を発生するのが給湯)」と質問しましたが、科学技術振興課の人もこれは考えていなかったらしく、検討してくれることになりました。 (以下省略) 2、「ゴミはなぜ増える」コメント集の検討 羽角がまた原案を書いてきました。 今度は 「豊かさとはお金とモノをたくさん持っていることだと思う」 「企業の利潤追求」 「グローバル経済」 「経済は成長しなければならない」 「モノが安いことはいいことだ」 「自由な競争が豊かさを生む」 というとんでもないテーマだったので、コメントを書くのに苦労しました。 非常に社会的、哲学的な価値観なので、参加者でいろいろな議論になり、夜10時になっても終わりませんでした。 次回この続きをやります。 (前回のメールで書いた「環境省作成の環境学習ゲーム」はやる時間がなかったので、ま た今度ということになりました。) ◆次回はいよいよ教材集の冊子づくりを具体化させなければなりません。 3月中に冊子づくりを終えるために、3月は2回やることにしました。 次回は 3月6日(木) 18:30〜 県民活動サポートセンター9F です。 |