週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

1月6日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2017.no.1

■今年もよろしくお願いします。みさと屋31年めの新春です

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。写真の角松、みさと屋史上最大の大きさです。このような物にお金をかける余裕がない店なのでびっくりしたお客様がいますが、これは友人で東大和市の里山の自然を守る運動をしている人がくださったのです。里山から出る廃棄物だけで作っているそうで、自然を守りゴミを減らすという由緒正しい角松なのです。31年目のみさと屋に福はやってくるでしょうか。

 大晦日から福島に帰省しました。雪で覆われているはずの会津はほとんど雪がない正月でした。カモシカでもサルでもなんでもいいから野生動物に会いたいと元旦の朝から山に入りましたが、今年は会えませんでした。昨年は野生ザルを見ました。いね子さんが子どもの頃は窓から出入りするくらい雪が降ることもめずらしくなかったむという地方なのですが今はあまり降りません。磐梯山も白く見えたのはスキー場だけでした。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★★れんこん団子と野菜の煮物★★

 ひき肉にすりおろしたレンコンとみじん切リのレンコンをたっぷり加えて、おろし生姜と酒、醤油少々で味付けして卵も混ぜ合わせてスプーンで丸めながら揚げて団子にします。里芋、大根人参、ごぼうなどお好みの野菜と煮物にします。ダシ汁はみりん・醤油各1、鰹ダシ汁8が基本です。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 「この世界の片隅に」は正月の四日にやっと見ることができました。藤川は年末に立ち見で見たので2回目、連れ合い初で今回は新宿を避けて渋谷の朝1回めの上映でやっと座って見ることができました。これから上映場所が拡大していくそうなので、ぜひ見ていただきたい映画です。アニメ映画としては地味な絵とストーリーなのになぜこんなに受け入れられるのか不思議です。あえていえば見る人によって様々に解釈できるからではないでしょうか。庶民の生活を淡々と描いた映画だからです。

TBSテレビの取材はそれほどの影響はありませんでした。インタビューで「チェルノブイリ時代から放射能とのたたかいを続けてきた」というようなことを語ったのですが、一切採用されませんでした。その代わりにリポーターさんとの藤川真ん中に歴史的な意味を持つ「放射能は微量でも危険」というポスターが映り込んでいました。これはもしかしたら番組では使えないことをいっしょうけんめい語った藤川へのプレゼントではないかと思いました。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

 今週も測定依頼が多くてたいへんでした。宮城と福島のりんご、地元の柚子、そしてペレットの灰。灰の測定は必ず何か問題が発生するのですが、今回もセシウム137が相当の量で出ているのに134が出てこないという疑問が発生、しかし時間が解決してくれて長時間測定により理論値どおりのセシウム比率となりました。合計で60Bqの検出。


http://Minnanods.net