週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

8月18日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2014.no.31

先週は夏休みをいただきました。福島と尾瀬を満喫しました。

 夏休みをいただきましてありがとうございました。藤川家は火曜日深夜に田舎の福島県会津入り、家族とお盆を過ごしました。就職坊主もアルバイトを終えて翌日に合流しました。藤川は尾瀬を完全にナメていました。毎年のように尾瀬最高峰の燧ケ岳に登るのですが、体力の限界を感じて今年は自粛、ハイキングのつもりで尾瀬ヶ原方面に歩きましたが、結果として山道を22キロも歩くことになり、登山をした場合よりひどいダメージを受けてしまいました。尾瀬をナメていました。普通なら一泊して歩くコースだったのです。それでもニッコウキスゲが満開で楽しませてくれました。下の写真のような尾瀬らしい風景も満喫しました。カラダはボロボロで帰ってからも筋肉痛で苦しい思いをしています。尾瀬をナメた報いです。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★★イノシシの煮豚(猪)★★

先週は休業したので料理や野菜の写真が無いのでこのような話題ばかりで失礼します。会津で食べた物の中で最もおいしかったイノシシ肉の煮豚(煮猪)です。狩猟免許を取って猟師になった弟が作った野生の肉です。正月にも焼肉でご馳走になりましたが強烈な臭いと固さが辛かったのですが、今回は味付けして圧力釜でとろとろになるまで煮込んだのでたいへんおいしくなっていました。これはグルメではなく、近年畑を荒らすことが多くなったイノシシを駆除した副産物です。イノシシが里に下りてくることは昔はなかったそうです。サルやシカなども近年は畑を荒らすようになったそうです。山に住めなくなったのでしょうか。弟が猟師になったのも動物と農業の接触が増えたためです。野生の肉は放射能が心配ですが検査済みだそうです。次はシカだとか。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 アルバイトのために一日遅れで会津に来た就職坊主はひとりで切符を買って新幹線に乗るのは初めて、勉強になったようです。田舎では農業のことを少しでも学ばせようとしたのですが、会社が課しているプログラムで十分だと周囲のおせっかいにむくれた様子、ひとりでサイクリングに出かけました。父はいっしょに尾瀬に行こうといいましたが付き合いませんでした。それでも福島の子どもたちを迎えたサッカー大会では父にせがまれて写真を撮ってくれました。189ショットのうち、20枚を記録DVDで使いました。坊主の写真です。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


みさと屋の純米酒

 みさと屋オリジナルの純米酒・もきち、たくさん用意しております。1升びんで 2940円です。ぜひご利用ください。さっぱりした辛口です。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

 尾瀬に出かけて木道脇に生えていたキノコを持ち帰って測定しました。前を歩く子どもがキノコを見つけると蹴り飛ばしていくので拾ったのです。セシウム137が288ベクレル、134が95.4ベクレル、合計は384Bqでした。やはり尾瀬は広範に汚染しています。セシウム比率が福島の比率にぴったりです。写真のような数種の野生キノコです。