週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

3月11日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2013.no.9

■みさと屋に入荷した神奈川のみかんから放射能を検出しました。

 みさと屋に届いた神奈川県湯 河原の「青島みかん」から微量 の放射能を検出しました。セシ ウム合計で、5.6ベクレルです。 昨年も神奈川の柑橘類からは検 出していて、お客様には販売し ないケースもあったのですが、 今年は微量なので写真のような ポップをつけて店頭に置いてみ ました。国の基準が100, 生協 などの流通団体はそれぞれ30 く らいを基準にしています。私が 知る限りで最も厳しい基準を掲 げている団体が10ベクレルです。ですからこのみかんは食べ物の安全を追及 している流通団体でも「不検出」として販売されているでしょう。それくら い微量なのですが、みかん好きな小さな子どもが一度に2個3個と食べてし まうこともあると思うと眠れなくなりますので、「大人だけの家庭」で「農家 の生活のために食べてもいい」という方だけに売ることにしたのです。もちろんこのポップを見て買ってくださる人はいまのところひとりもいないのですが、それでも放射能のことを考えていただくきっかけになればと思います。このみかんを食べてもいいというお客様がいたらよろしくお願いします。他に和歌山県の安全なみかんもまだ少しあります。配達でみかんをご注文のお客様にはこちらを入れます。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★くるま麩の串揚げ★

 野菜食堂ランチの人気メニューです。
1.昆布ダシに醤油少々で味をつけたて煮 た「くるま麩」を6等分にしたものと、2.ひとつは椎茸、ひとつはタマネギを串 にして、3.水溶き小麦粉とパン粉の衣を つけて揚げます。 連結する野菜はお好 みでいいと思います

★かぶと人参とレーズンのサラダ★

1.かぶの薄切りと人参の千切りを合わせて塩をふってしばらく置きます。2.塩、酢、サラダ油、コショウでドレッシングを作って3.野菜の水をよくしぼってからレーズンも加えてジレッシングで和えます。4.塩・コショウで味を整えてください。

八百屋オヤジ
ひとりごと

 「つながろう福島集会」にスタッフとして参加しました。集会は成功しましたが、大変悲しいことがありました。隣接する国立競技場のJリーグの試合で、私たちの集会が始まる直前にサポーターの一部が集会場の明治公園側の廊下で応援の練習を始めてしまって声と太鼓の大音響が集会場に響 いたのです。競技場に行き「応援はスタンドの中でやって ほしい」等の交渉をしました。そこにひとりの年寄りが、 「おまえたちに福島県民の気持ちはわからないのか」と怒 鳴りながらガードマンを突き飛ばて直接抗議に行こうと侵 入してしまいました。浪江から来たといいました。年寄り を犯罪者にしないために羽交い絞めにして連れ出し、泣き 叫んで怒る年寄りを抑えながら競技場側と交渉を続けまし た。事情を知って応援の練習をやめてくれた大分サポに感 謝します。私は年寄りにさんざん怒鳴りつけられました。

 みさと屋・野菜食堂

 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


■包丁砥ぎ器

 玄米食を勧める「陰陽ライフ」さんが扱っているものです。よく砥げます。包丁が切れないというご家庭に貸し出します。気に入ったらお買い上げを 2860円だそうです。


『持続可能で平和なエネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


「藤川の放射能測定日記」

神奈川のみかんだけでなく静岡のお茶からもセシウムを検出した週でした。微量とはいえ様々なものから放射能が出てくる状態にあらためて怒りを感じてしまいます。まだ測定していませんが、沖縄から堆肥の計測の依頼がありました。農家の方なのですが、濃縮させて作る堆肥は沖縄でも気になるようです。ちなみに調布市の「落葉堆肥」は配布中止のままです。