週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

5月9日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2011.no.17

■福島県の「桜」連休は会津若松の鶴ヶ城で見ました。満開でした。

 長いお休みをいただきました。連休前半はみさと屋の藤川いね子の故郷の福島県会津に行きました。暗くなっている福島の親戚を励まして、これから福島のために何ができるのかを考えてみたいと思いました。会津若松の鶴ヶ城は満開の桜でにぎわっていました。そこから50mも離れていない場所に看板が・・・、原発の町・大熊町から町役場と町民が避難しているのでした。そこは高校の校舎だった場所で、体育館が支援物資の配布場所となっていました。大勢の会津若松市民がボランティアをしていました。原発事故の放射能から逃れた避難生活を感じて、起きている事の重大さを実感しました。ひとつの町が一瞬にして消滅して、役場ごと移転しなければならなかったのです。この元高校は藤川いね子の母校の若松女子高校だった校舎です。30数年ぶりに訪れたらこうなっていたという感慨深い旅でした。

 南会津の実家では久しぶりの田舎を満喫しました。少し散歩をしただけで山菜がたくさん採れるところなので、ふきのとう、こごみ、よもぎ、山うどなどを天ぷらにしてたくさん食べました。2泊しただけなのに2キロも体重が増えてしまったので、どれだけ食べたのでしょう。同じ福島県でも放射能の影響が高いのは中通りから会津若松市までで、南会津はあまり影響を受けていません。政府が示した原発からの同心円の非難指示が意味がないことを示しているのです。距離ではありません。問題なのは風向きと地形なのです。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★アースディの地鶏のグリーンカレー★

 今年も調布のアースディが開かれました。もう20年以上も出店を続けています。今年は地鶏と竹の子のグリーンカレー早々に完売してしまいました。好評をいただきましたが、作った量が足りませんでした(反省・・・)。


八百屋オヤジ
ひとりごと

 アースディのみさと屋ブースは応援の実家の姪、運転手として動員された保育士の息子と友だちが、あいかわらずイベント全体のスタッフとして動員される父に代わってカレーを売ってくれました。息子は大道芸のステージに飛び入り出演して喜んでいました。

 『持続可能で平和な
エネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。