週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

4月18日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2011.no.15

■三陸水産の海産物が出荷されました。とりあえず安全な物のみ・・・

 営業を再開した三陸水産さんから「下ごしらえ済みサンマ」が届きました。加工して保存されていたものです。三陸水産では原発事故後の海の幸は一切出荷しないと表明しているので、このサンマは最後となるのかもしれません。これから海産物にどのような影響が出てくるのか、注意深く見ていきたいと思います。コウナゴだけで終わるとは考えにくいです。この魚は海水面を泳いでいるので早く影響が出たのだと思います。コウナゴのような小魚を食べた他の魚に蓄積されていくのはこれからでしょう。大量の放射能が海に流されていますから。

■新たまねぎ・新じゃがいも

 たまねぎが長崎県産に、じゃがいもが鹿児島県産に変更になり、どちらも新物になりました。春の香りが楽しめます。たまねぎは滋養強壮の効果の他に精神安定の役にも立ちます。この季節の辛味の少ないものはぜひ生でサラダや和え物にして食べてください。ジャガイモもさっと湯通しするだけでサラダに使えます。味噌汁に入れても味が際立ちます。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★新じゃがのそぼろ煮★

 「肉じゃが」もいいですが、この料理もじゃがいもの味を楽しめます。

1.豚ひき肉と生姜のみじん切りを炒めてじゃがいもも加えて炒めます。
2.ダシ汁を加えて、みりん1、醤油1、ダシ汁8を基本にした味で煮込みます。
3.仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけます。
* 野菜食堂ではきくらげを加えました。

「野菜にもひこと言いわせて・原発いらないデモ」に参加しました。みんな野菜を持って歩きました。事故以来デモに出るのは3回目です。疲れますが、がんばるのは今しかありません。

 『持続可能で平和な
エネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


八百屋オヤジ
ひとりごと

 坊主が運転免許を取りました。教習はたいへん順調に進んで府中の試験場も1日でクリアーしてピカピカのグリーン免許をもらって帰りました。父は2万数千円を出して保険の年齢制限を解除して坊主がみさと屋車に乗れるようにしました。坊主に運転をさせてみましたが、慎重なのはいいのですが、ガソリン給油も車庫入れもひとりでやってみろというのに恐がってクルマを降りて見ていてくれといいます。これくらいひとりでやってみせるという気持ちが必要だと思った父でした。大学はまだ始まらず自宅待機中です。