週 刊 み さ と 屋

宅配メニュー&ニュース

4月11日

<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
2011.no.14

■三陸水産の海産物が少しずつ出荷されます。安全な海の幸のみ・・・

 桜が咲いたのに寒かったり週末は風が強かったりして落ち着いてお花見ができません。野菜食堂では福島のお酒を用意して、お花見で福島を応援しようと思っております。近所の公園は満開です。野菜食堂のお弁当をぜひご注文く ださい。  お弁当は「じゃこ入り野菜のかき揚げ」です。じゃこは海産物の生産者の三陸水産から仕入れてきましたが、現在は代替品となっています。三陸水産は震災と津波で被害を受けて営業を休止していましたが少しずつ出荷を再開するという連絡を受けました。そこには「原発事故後の海の幸は一切扱いません」と書いてありました。安全な遠洋の海産物を仕入れて無添加加工をしていくのだそうです。福島県のいわき市にある三陸水産ですか、目の前に広がる太平洋の海をまったく利用できないという辛い営業再開です。できる限り応援していきたいと思います。

■野菜食堂のかんたんレシピ

★れんこんとワカメの酢味噌和え★

1.塩抜きをしたワカメとゆでたレンコンのスライスとこんにゃくを、
2.味噌に酢と蜂蜜少々砂糖少々を混ぜた酢味噌で和えます。
* さっぱりとしたワカメ料理です。

★アジフライ★

 アジも三陸の代替品として山陰産のものを使っております。8枚で578円です。小ぶりですが、おいしいアジです。下ごしらえ済みです。

★豆サラダ玄米セット★

 先週のニュースにレシピを載せた金時豆のサラダですが、野菜食堂ではこのようなお食事セットととして人気メニューとなっています。今日は野菜と海草と玄米を食べて体調の様子を見ようという、そういう方のための夕ご飯になっています。ぜひ一度ご賞味ください。毎日食べるのは辛いメニューかもしれません。他のお食事やお酒のお供に注文されるお客様もいらっしゃいます。お食事セットが998円、単品のご注文で662円です。

 『持続可能で平和な
エネルギーの未来』

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
高木仁三郎さん
「Right Livelihood賞」
受賞記念講演禄


 みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。写真はお子様ランチのおかずプレートです。ごはんと味噌汁、ジュースがつきます。お子様のお食事にぜひ。\735


■お持ち帰り弁当

 写真は特別なご注文で調製した1200円のお弁当です。ご会合などにご相談のうえ注文してください。


八百屋オヤジ
ひとりごと

 八百屋おやじのひとりごと 土曜日のみさと屋には懐かしい顔が集りました。約20年前にみさと屋で働いていた人々が集合したのです。あの頃に高校生だった大賀あや子さんというスタッフは古いお客様にはご存知の方も多いと思いますが、みさと屋を卒業した後で原発に反対する運動を続ける中で福島原発から五の大熊町に移り住み、もう15年も運動を続けてきました。今では結婚をして新しい家を建てている最中だったそうです。そして原発災害の被災者となり東京に避難しています。彼女の経験と現地の様子を聞く会を開いたのです。