人権と報道・連絡会は今年、結成から40年を迎え、7月12日、東京・文京区の文京区民センターで40周年の記念シンポジウムを開いた。連絡会は1985年6月の発足以来、年に1回のシンポジウムを毎年開いていたが、2020年からのコロナ禍をきっかけに活動が停滞していた。シンポの開催も途絶えていて、この日のシンポは5年ぶりの復活だった。テーマは「実名犯人視報道を止め、メディア責任制度の確立を」。「闘う判事」として、SNSを中心に旺盛な表現活動を展開したため、弾劾裁判で罷免判決を受け、法曹資格をはく奪された岡口基一・前仙台高裁裁判官による「元裁判官から見たメディアと報道」と題した記念講演と、連絡会の代表世話人・浅野健一による基調講演を柱に、冤罪事件の当事者や支援者、弁護士らからのアピールを受け、シンポは、あらためて連絡会の活動再開を宣言する場となった。以下、各講演等の概要を簡単に報告する。(文責は会員・中嶋啓明)
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人報連結成40年記念シンポ 岡口基一元裁判官の記念講演の記録