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書名:  女ひとり定年後を生きる
著者: 市川 泰子
価格(税抜): 1,700 シリーズ:  発行: 2007年11月 ISBN: 4-7554-0182-4

元気と希望が体の中から湧きあがる定年人生の案内
シングルで、後輩のために道を切り開き、かつ親の介護も引き受けながら、定年後の人生をしたたかに、しなやかに、豊かに生きる女たちが、確実に地域社会の活性化の担い手になり始めている。そのシンボルが市川泰子さん。地方公務員の間は女性初の道をひたがけにかけ、長女として母親を介護し見送り、初の女性定年退職者になった市川さん。軽やかなフットワークで地域に女たちの文化網を張り巡らし、長寿社会の恩恵をたっぷり享受しながら、イキイキイズムはますます意気軒昂である。一読すれば目からうろこの定年人生の案内本である。ぜひ是非の一読をお勧めする。(吉武輝子)


人持ちの勝利 吉武輝子 3

はじめに  8

1部 老母を看取る
春 愁 16
重たい思い 22
母の背中 29
髪の毛 33
母の短歌 37

2部 小田原市職員として生きて 43
初舞台 44
私の夢 53
茅ケ崎の社会教育と鈴木さんと私 56
美し言の葉`公募a 61
消えた電話番号三三 ― 一八八〇 65

3部 いきいきと定年後を生きる 69
『ふりむけば……はつらつひろこのかけ足日記』を出版して 70
グッバイ・ガンバリズム 74
土よ…… 80
朱夏に病んで 83
涙 91
家を建てる 95
おたまじゃくし 99
やればできる! 103
本物の味 107
思い立った時があなたの青春 111
人と車の関係 115
四国路を歩いて 119
私の定年後 122
白川郷荻町 合掌造り集落 128
豊かな一日(くらしの中で) 132
《追悼文》宇佐美さんを悼む 136
女性健康麻雀講座―賭けない・飲まない・徹夜しない 139
特別養護老人ホーム「風の村」をたずねて 142
重い一言 147
一銭五厘の葉書 150
鶴田すみ先生を想う 153
実りあるシニア期へ 156
女性よ発言の勇気を 158
「独身税」という暴言 160

4部 スウェーデン・アメリカの高齢化社会 163
スウェーデンに学ぶ 164
アメリカの福祉は金の切れ目が縁の切れ目 183
私が見て感じたアメリカ 187

あとがき 195