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書名:  死刑100年と裁判員制度
著者: 菅家利和ほか
価格(税抜): 2,300 シリーズ: 年報死刑廃止2009 発行: 2009年10月 ISBN: 4-7554-0200-5

年報・死刑廃止2009 死刑100年と裁判員制度

2300円+税 A5判320頁 2009年10月25日刊
ISBN978-4-7554-0200-5 C0036


目次
巻頭インタビュー
日本の司法は死刑に耐えられるか
足利事件・菅家利和さん、佐藤博史弁護士に聞く(聞き手・安田好弘・岩井信) 6

特集1・死刑100年と裁判員制度
死刑100年と裁判員制度
   池田浩士・浜井浩一・高木憲彦・安田好弘・岩井信 42
空襲軍律――「遡及適用」と死刑 内海愛子 96


私はなぜ加害者を赦したか 高貞元 102
韓国における死刑廃止国への道程 朴秉植 106
被害者は死刑を望むのか│韓国の被害者遺族を迎えて日本の裁判員制度を考える
 朴秉植・高貞元・原田正治・片山徒有・坂上香・深田卓(司会) 118

死刑をめぐる状況2008〜2009

死刑執行抗議──2008年9月11日の執行
 死刑判決を出せない道をどう作るか 安田好弘 138
 阪神ファンだった萬谷義幸さん 小田幸児 142
 萬谷義幸 弁護人へ 144
 平野勇さんのこと 生原玲子 146

死刑執行抗議──2008年10月28日の執行
 ついに無実の可能性の高い人を死刑執行 安田好弘 149
 死刑執行をゆるさないぞ!
  仙台連続行動 死刑廃止連絡会・みやぎ 156
 私が訴えたきこと 久間三千年 158

死刑執行抗議──2009年1月29日の執行
 現場で死刑と闘い続ける弁護士を
  孤立させてはならない 安田好弘 160
 執行された四人は死刑に値するのか 石塚伸一 166
 再審を強固に拒む 大熊裕起 172
 死刑判決に異議あり 三浦和人 174
 極悪人というレッテルですべてを葬っていいのか
   シスター・クララ澄子 176

死刑執行抗議──2009年7月28日の執行
 政権交代前の駆け込みの執行 安田好弘 182
 可能性を全部奪う死刑 中谷功 190
 心の優しい面のあった陳さん 張石 194
 声明・前上博氏への執行に抗議します 下村忠利 196
 声明・山地悠紀夫氏に対する死刑執行に抗議する 
  樋口玲・小田幸児 197

死刑囚からあなたへ
 08年死刑廃止デー集会報告 可知亮 198

ひとは夢でつながる。その夢は、ただの夢ではない。
 死刑廃止!! 殺すな!! 一〇五人デモを終って 水田ふう 200

「死刑廃止京都集会2008秋」を終えて 栄井香代子 206

日常化する死刑のなかで、死刑囚が表現するということ
 第四回死刑囚表現展の選考に関わって 坂上香 208

政府は死刑廃止を求める国際社会と対話すべきだ
 自由権規約日本審査・死刑制度をめぐって 田鎖麻衣子 214

日本弁護士連合会(日弁連)の死刑問題に関する活動報告
  小川原優之 218

死刑関連文献案内 前田朗 222

死刑映画を観る 中村一成 238

死刑廃止に向けた国際的動向2008 辻本衣佐 251

死刑判決・無期懲役判決(死刑求刑)一覧 菊池さよ子 266

死刑廃止運動にアクセスする 283

死刑を宣告された人たち 291

死刑廃止年表2008 316