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書名:  かけがえのない、大したことのない私
著者: 田中 美津
価格(税抜): 1,800 シリーズ:  発行: 2005年10月 ISBN: 4-7554-0158-3

名著『いのちの女たちへ』を超える田中美津の肉声ここに! 田中美津を知ると元気
と勇気がわいてくる。幻の「ミューズカル〈女の解放〉」台本全文掲載。




目次
1章 火を必要とする者は、手で掴む

理知だけじゃ、あやめも分かたぬ闇を行く 6
真面目はマジョルカの薔薇で、不真面目はシシリーの花 25
 【対談】加納実紀代×田中美津
混沌を引き受けて生きたい 55
世界は「野蛮」を待っている―私が座談会に出ないのはナゼかの巻 67
一歳年をごまかして……、それが私の原点なのよ 78
自縛のフェミニズムから抜け出して―立派になるより幸せになりたい 99
著者と語る「何処にいようと、りぶりあん」の田中美津氏 117

2章 身心快楽の道を行く

人間ひとりの命の重さ 120
からだに聴いて、心を癒す 132
津田梅子もオニババなの?―トンデモ本『オニババ化する女たち』を批判する 154
“抱く女”は地球の果てまで駆けていく 167

3章 花も嵐も踏み越えて

自由は一日にしてならずぢゃ! 172
きまりすぎた悲しさ 郡山吉江さんを悼む 181
この星は私の星じゃない 184
トラウマのせいだと思ってしまって…… 191
天からのご褒美 198
仕事して「マツケンサンバ」!  仕事して「PTU」! 204

4章 馬にニンジン、人には慰め

デモにも温泉にも行ってもらいたい 208
 【対談】ビョン・ヨンジュ×田中美津
窓を開けたらハルモニが見える 217
 【対談】ビョン・ヨンジュ×田中美津
こんな、ナヌムの家訪問記 233

5章  〈リブという革命〉がひらいたもの

〈リブという革命〉がひらいたもの
 【シンポジウム】田中美津・秋山洋子・千田有紀・加納実紀代 242

6章 啓蒙より共感、怒りより笑い│ミューズカル〈おんなの解放〉

ミューズカル〈おんなの解放〉 300
リブ新宿センターとミューズカル
 
解説にかえて
「存在」と「設定」をめぐって  鈴城雅文  341

あとがき 356


カバー写真=(表)松本路子

(裏)梶山涼子