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書名:  平沢死刑囚の脳は語る
覆された帝銀事件の精神鑑定 著者: 平沢 武彦編著
価格(税抜): 2,300 シリーズ:  発行: 2000年7月 ISBN: 4-7554-0082-1

平沢死刑囚の脳は語る─覆された帝銀事件の精神鑑定

序 章 帝銀事件五十年(平沢武彦)
    半世紀後の精神鑑定 5
 半世紀後の帝銀事件 平沢の脳の返還 帝銀犯人との自白 悲劇への序章
 自白への道程 平沢の脳は何を語るか

第一章 私はこうして帝銀犯人にされた(平沢貞通) 23
一、運命を変えたモカのコーヒー
 小樽からの手紙 松井博士との出会い 居木井警部補の執念 やはり逮捕のワナだった 炎暑下十五時間の護送 真犯人扱いの取調べ
二、隠されていた三度の自殺未遂
 死をもって無実を 精神的拷問による取調べ 生と死の間で 私は犯人ではない!
 無念の涙
三、三十七号調室、屈辱の日々
 魔の時間 死への旅路 死刑宣告

第二章 自白への道程(森川哲郎) 79
一、自白の任意性及び信憑性
 平沢の「自白調書」 平塚八兵衛元刑事への反論 拘禁反応 拘禁性精神病
 取調べの経過 睡眠不足と錯乱 検事のテクニック 投げられた餌 義弟との面会
 二度目の自殺未遂
二、自供
 第一回自供調書 平沢自供と事実の相違 聴取書の矛盾 平沢の主張 被催眠術状態
 聴取書の取り方 拘禁心理 物証の捜査 元警視の心境

第三章 自白過程の精神鑑定(平沢武彦) 195
 平沢貞通という人間 風変わりな平沢公判 鑑定はいかになされたか
 精神鑑定に異議あり 内村教授との激論 白木教授の鑑定意見書 内村教授の告白
 自白時の精神鑑定 検事聴取と平沢の精神状態

終 章 明らかになった脳病変(平沢武彦) 229
 東大医学部の意外な報告 秋元老教授からの手紙  判明した脳病変
 半世紀後の精神再鑑定 真の雪冤の日にむけて

資 料 大量殺人事件被告人の精神鑑定 245
 脱髄脳炎後の空想的嘘言癖と刑事責任能力について
 内村祐之、吉益脩夫(東京大学医学部精神医学教室・脳研究所)