不戦へのネットワーク


中東「有志連合」参加に対する申し入れ書(2019年7月27日)

小牧基地司令 船倉慶太様
自衛隊員の皆様

 今月1日で航空自衛隊創立65年になりました。事故による死者はありましたが、海外派兵による死者はありませんでした。政府により「専守防衛」路線がギリギリの所で守られてきたからだ、と私達は理解してきました。しかし、安倍政権の6年間で法律面、軍備面でアメリカ軍と共に海外で戦争できる体制を作り上げてきました。憲法9条改正問題とはこの総仕上げと理解しています。武力での問題解決が禁止されている国が日本国であることを皆様と共に確認し、申し入れを行ないます。

 7月22日、ボルトン米大統領補佐官が来日しました。あのイラク戦争を主導したネオコンの戦争屋です。ホルムズ海峡の「有志連合」への日本の参加を求めるための来日でした。今回のイラン危機とはトランプ政権による自作自演の危機です。イラク戦争がブッシュ政権による自作自演の戦争であったことと同じです。国連に提起することなくトランプ政権に同意する国々だけの有志連合軍のみでイランに対処するという構想への参加をボルトンは日本政府に求めたわけです。自衛隊の派遣と資金拠出です。日本政府が同意すれば、海上自衛隊の艦船と後方支援としての小牧基地が出動命令の対象になります。防衛省としては、気がつけば、一気にホルムズ海峡、バベルマンデブ海峡、シナイ半島がジブチ基地を拠点として作戦地域になります。有志連合軍への参加とはそういう事です。私達は専守防衛を守り、小牧基地が有志連合の支援基地にならないように強く要請します。

 2019年7月27日
 不戦へのネットワーク