■■■■季刊総合雑誌「批判精神」第6号/目次から■■■■

【巻頭エッセイ】批判の眼
●川崎市による民族差別の制度化に抗して ……朴鐘碩(パク・チョンソク)
●教育と爆弾――都立三田高校事件が意味するもの ……古澤英樹
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【緊急報告】
●歴史における真の希望とは何か
 ――李泳禧(リ・ヨンヒ)著/徐勝(ソ・スン)監訳
  『朝鮮半島の新ミレニアム/分断時代の神話を超えて』をめぐって(上)
         ……山口泉
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■■ 特集/新たな戦争とファシズムの時代に ■■
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《緊急アンケートに答えて》
▲怒りと恐怖を感ずる(永島孝)▲暴力の恐怖に縛られている(横溝昌子)▲侵略加
害の記述が簡単に(野添憲治)▲とりあえずのお答え(中西新太郎)▲意識操作で国
家意識内面化(古澤英樹)▲じーさんの頭は戦前と同じ(まどの一哉)▲平穏な一日
の赤裸裸な不穏(早川弘道)▲「自衛隊」は軍隊だ(浜田甫)▲防災訓練という名の
軍事演習(宮本なおみ)▲ファシズムは足元を浸蝕(佐藤まさ子)▲ちょっと違う角
度から(真久田正) ▲オリンピックナショナリズムの世界(黒澤洋一郎)▲個別し
か見なくていいのか(三井貴也)▲きちんと論議するべきだ(岡友幸)▲「降伏しな
い」という闘い(中根秀樹)▲いったい何を望むのか?(小林中也)▲緊急アンケー
トに寄せて(渡邊真樹)▲神戸被災地で初めて目撃(森下綱子)▲ハイル、石原慎太
郎知事閣下(岡本愛彦)▲日本国憲法死守こそが(高橋喜久江)▲現在をどう受けと
めるか(橋本明子)▲人殺し集団が戦闘服着て被災者救助、の茶番→番茶でも飲むか
!(安藤鉄雄)▲自己批判と絶望の間で(丸田潔)
■冬の言葉■「戦後」の屍体解剖に立ち会わされて ……山口泉
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【連載】
●食卓を支配する遺伝子組み換え食品 ……富山洋子
●日常感覚「経済学ノート」 ……浜田甫
●数学と自由――湖畔数学セミナー ……永島孝
●筑波颪(おろし)の里から ……橋本明子
●神戸より―― ……森下綱子
●解体の本棚/「キャバクラの経済学」を読む ……渡邊真樹
●いまここにいる人たち ……三井貴也
●《核廃絶伝言板》『さだ子と千羽づる』へのおたより ……佐々木綾子

■蜚語■
▲芸能界超井戸端会議 ……まどの一哉
▲学校で教えてくれないこと/
▲物言わぬは腹ふくるるの業/ ……遠藤京子
▲ふりかけ通信  

【フォトエッセイ】アジア、旅の時間 ……岡友幸
【詩】踊れライン ……李龍海(イ・ヨンヘ)
【長篇小説】オーロラ年代記 ……山口泉

写真/遠藤京子 AD・カット/知里永