草島市議 問責決議案 採決になるが、真相は!?

草島進一 問責に弁明す。

初めに言っておきますが、私は、常日頃の活動記録を取るためにビデオカメラによる記録をとっている。特に現在取り組んでいる水道問題については、特に重要なので、そうして記録をとりながら、調査を進めているものであります。

さて、第一番に指摘された日のできごとについてだが、20日の議会運営委員会にて、議会のテープの取り扱いに関して、ルールが必要だという方針の元、当面は、テープは議会事務局員立ち会いのもとで聞く事ということになっていたと記憶していますつまり、貸し出しの制限については取り決めはされていなかったと記憶している。
25日、議会事務局局長ににテープの貸し出しを求めると、理由もなく断られた。それで理由を尋ねると、明快な応えがなく、無視をするかのような態度であった。その態度は、明快な単に圧力と権力意識をもって、根拠もなく、テープの貸し出しをおこなわない、と、あまりにも不本当であると感じたのでそこでたまたま持ち合わせていたビデオカメラで記録をしながら、「なぜ、貸し出しができないのか」と問うたのがその日の出来事である。

2の水道部とのやりとりの中で、12月議会での一般質問中、地下水観測井の設置場所や、観測井の使用用とについて、虚偽といえる発言をした。また、観測井の水位についても特異な値をとってそれをあたかもその地域全体の地下水位の傾向としてとらえた。それを指摘したが、訂正もおこなわなかった。22日 の住民投票 の質疑で地下水位などについて問うた際、観測井として考えるには距離のある箇所の水位で8メートルも水位低下をしているなどと言及した。

そうしたことについての根拠を尋ねにいったのが、その25日の午後であった。と思う。大切な情報なので、これもビデオカメラで記録した。


しかしながら、カメラを向けられた事がない方については、こうして記録をとることに、いささか抵抗があった方もいらっしゃったかもしれない。そうした不愉快な思いを持った方がいらっしゃったらお詫びします。。

3 また、3番の1月17日の午後4時頃、広報車を停車させ、云々であるが、「給水制限」については、市民生活に対して多大な影響を与える給水制限であるわけであるが、これについて、私は、政策課題としてこの水道事業について、取り組んできたものでもあり、非常に関心をもって監視をしてきたのである。

この日の3日前の14日(日)、庄内地方には異常低温注意報がだされ、実際には、水道部での測定で-13.8度を記録している。しかし、14日、水道部に行くと、異様な低温を示していたにもかかわらず、全く凍結予防の広報をする体制ではなかった。明くる日、の月曜日、火曜日と、水道部に電話で「広報活動」について尋ねたが、配水池に影響はでていないので広報の必要はないとの返事をもらった。
凍結予防の広報をなぜおこなわないのか、非常に疑問をもち、過ごしていたのだった。

そして、次の1月17日、給水制限「水不足」で循環する広報車が事務所前をとおることになる。「なぜ、予防広報もせずに「水不足」なのか」と
あのときは、怒り心頭で、つい、こういった行為におよんだのであるが、
ま、いささか、いきすぎた行為だったかもしれない。

いずれにしても、いきすぎた行為についてはお詫び申し上げます。しかしながら、ビデオで記録を録るという行為について、威圧行為のように受け取っていらっしゃるような形で今回の問責決議があがっているようでもありますがそれについては、理解ができません。以上。


石川一郎議員の問責決議への反対討論。

提案者が提案理由の中で指摘しております、3点について、本人も弁明の中でおわびをする点については、おわびをしておりました。私もこの3点についての指摘については、このような行動については反省をして、特にビデオカメラを本人の顔前にむけるその際には、記録といえども本人の了解を得て行うように強く本人にも戒めていきたいと考えております。

そういう前提にたちつつ、私は鶴岡市議会の客観性、公平性、そのことを通して、市民からの信頼を維持し、深めることを望む立場から本決議案に対しては、反対の討論をしたいと思います。

 私たちも含めて国民の大多数は自民党を中心とする与党の政治手法を見るにつけ、「数こそ力、正義」と言わんばかりに公明党を抱き込んで、密室での総理大臣の選出など不条理をごり押しをする永田町の論理と国民意識との乖離を批判して政治が国民意識からかけ離れた認識で進んでいることに国民は憂慮とともに政治離れをおこし無関心、無党派層の増大につながっています。

先の12月定例議会直前、福祉施設の一環であるコミュニティハウスにおいて、人員を長期において一人水増しで請求をし、受給を受けた問題が報じられました。その政治級の問題と、受給事務を担当していた張本人が、討議会の議員であることからそれこそ、議会の品位と信頼をそこねたとして、その処分の話あいがおこなわれました。その結果はご承知の通り、本会議において陳謝する事で決着いたしました。12月議会でこの議員への処罰に対して否定的な会派が、草島議員問責決議の提案会派になっており、その当事者もその提案者に名をつらねているのであります。市民の目、納税者の感覚から見、考えた時、一人欠員を承知しながら公金を長期に渡って不正受給した議員は処罰の対象にならず、草島議員の行動が議会の品位を傷つけ、不適切な行為として処罰の対象とされる議会の判断の尺度、客観性、それから、透明性、公平性に大きな疑問と不信感を応じさせ、「数こそ力」「数こそ正義」と考える永田町の、国民意識から遊離した論理と鶴岡市議会が二重写しになり市民 の議会への信頼をそこなうような行為につながるのではないか、とういう立場でこの問責決議には反対であることを表明いたします。


。石川議員の反対討論については、この後、公明党の五十嵐議員から「真実と異なる」ということで討論内容を取り消すように議事進行がかかったが、石川議員は事実だからとはねのけた。その後、議会運営委員会が2度あり、「石川議員の発言を全部取り消すように」などの強行案もだされている。石川議員は「公明党」のところだけは削ってもいいが、全部取り消すなどということは考えられないと突っぱねている。

あたりまえだと思う。


今回、問責をめぐっては、読者の方から、以下のようなメールも届きました。

読者メールより

◎新聞見ました。心配しましたが、朝日新聞がが一番真実みたいですね。 以前、福祉施設の不正受給で新聞ざたになった社民の伊藤おのいち議員については、辞職してもおかしくないと思っていたのに何もおとがめもなく、それから、情報公開条例を巧みに利用して受任者に圧力をかけた本庄議員の方が市民からすれば、ずいぶん迷惑でおかしな議員にうつるのに、なんだかささいな事で草島議員は問責になるのですね。議会の常識ってほんとに世の中の非常識ですね。ま、こりずにがんばってください。


朝日新聞 玉こんにゃく3/2

1日開会した鶴岡市議会の冒頭で、水道問題に熱心な草島進一市議に対する問責決議案が上程された。与党三会派が合同で提案、「言動が議会の品位を傷つける不適切なもので、議員の自覚と責任を求め、強く問責する」との内容だ。

◎理由は3点----議長と事務局長に本会議の録音テープを貸してください、と繰り返し、携帯ビデオカメラをまわした。2,水道部長と地下水位問答を氏多彩、了解なしにビデオで撮影した 3,節水を呼び掛ける水道部の広報車を停車させ、「地下水はある。無策な市が悪い」と市職員の業務を妨害した、というものだ。

◎「個々の事実が違っている」と、草島市議は釈明したが、25対6で可決された。この問責決議、日頃草島市議の派手なパフォーマンスを快く思っていない保守派議員の思惑も絡んでおり、傍聴席からは、「問責にあたるのか」「大人げない」「何が議会の品位だ」との声も聞かれた。