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今世紀最強の環境保護活動家

デビッドブラウアー & 山下弘文

日本の自然と未来を語る

日時:1998年10月31日(土)/場所:国立オリンピック記念青少年総合センター・国際会議室/

デビッドブラウアー氏については、「OUTDOOR」2月号(1/15発売)に掲載!!!

NEWS 23の環境版多事争論で11月3日に取り上げられました。

また朝日新聞、毎日新聞の「人」欄で取り上げられました。ありがとうございました

地球のヒーロートーク速報!

デビッドに続こう!

去る10月31日、旭硝子財団のブループラネット賞受賞のため来日した米国環境NPOの重鎮、デビッド・ブラウアー氏(86才)を囲んだ集い「地球のヒーロートーク」が東京代々木、オリンピック記念青少年センター国際会議室でおこなわれた。

諌早湾の記録映画「沈黙の葬送」の同時通訳上映と岩永監督の一言の後、諌早の山下氏、長良川の天野氏、藤前の辻氏がそれぞれの運動を報告。

そして、デビッド氏、山下氏らによるヒーロートーク。

デビッドファンド代表で、デビッド氏の秘書をつとめる若干22歳のミカエルデイビスが、アースアイランド・インスティチュートの活動の一部を紹介した。そして、

今回初来日で「宇宙船とカヌー」の著作で知られる息子のケネス・ブラウアー氏が父親像を語るなど、アットホームなトークが会場を包みこんだ。

デビッド氏は、日本の現状の自然破壊についてひととおりのコメントをした後、アメリカでも、デビッド氏が動き出したときは、ほとんど孤独な戦いだったし、人の感心もはじめはそれほどひきつけられなかった。けれども今は、違う。多くの環境NPOがたちあがり、政府は方向転換をし始めている。地球の環境に向けて、気づいた一人一人行動することが大事だ。と語った。

そしてトークでは、山下さんのリードで、お互いの少年期の体験を語った。山下さんは、「子どものころは、オール1だったんだけれど、ある先生にあって自然のすばらしさに出会い、生物学に目覚めた、それに、潜水夫の父親にもずいぶんと影響をうけた」と語り、デビッド氏も、3学年のときの先生の名前は忘れられない。その先生は、私に自然のすばらしさを伝えてくれたのです」と返した。そして「子どもたちのためにも、親である私たちが地球環境の保全にむけて今、動かないといけない」とデビッド氏が結んだ。その後、美しい自然映像の中、地響きのような和太鼓の演奏で会場は総立ち。おまけに巨大な地球のボールを参加者全員でキャッチボールした。「こんなに感動の一日はない」とは山下氏。ブラウアー一行も満面の笑顔。

その後、パタゴニア渋谷店で開かれたパーティではデビッド氏がピアノ演奏を披露。環境NPOを生涯つらぬき、世界を動かしてきた氏の生き様に触れた一日だった。

さあ デビッドに続こう!この国を変えるために!

プラネット・ヴォイス・プロジェクト主宰 草島

DEVID BROWER &HIROBUMI YAMASHITA