シャロンの拒否、ブッシュの圧力で
国連ジェニン虐殺調査団が解散の危機に
国連ジェニン虐殺調査団実現のための
緊急オンライン署名を!
 国連によるジェニン虐殺調査を実現させるための、国際的なオンライン署名(「Jenin−Forget you not−」、国連人権委員会高等弁務官宛て)が開始されました。次はガザが侵攻の危険にさらされています。第二、第三のジェニンを許してはなりません。あなたも署名して下さい。できる限り多くの人に広めてください。ジェニンの虐殺を許さないという国際社会の声を集中させましょう。

 4月30日、アナン国連事務総長は、ジェニン調査団の解散を考えていると安保理に伝えたと報じられました。イスラエルは4度にわたって次々と条件をつけて受け入れを拒否し続けています。背後で取引が行われ、イスラエルは、アラファト議長の解放と議長府に立てこもる観光相暗殺容疑者の処遇について譲歩する代わりに、国連調査団受け入れ拒否でアメリカの支持をとりつけたと報じられています。こんな理不尽なことが許せるでしょうか。

 私たちは、イスラエルとアメリカに対して、心底から怒りを感じないではいられません。イスラエルは、虐殺の証拠隠滅をはかり、「隠すべきことは何もない」と豪語しておきながら、十分な時間稼ぎもした挙げ句に、条件を出し、国連が譲歩してそれを受け入れるとまた新たな条件をつけて、調査団の受け入れを拒否し続けています。今ではアメリカの支持を取りつけて、完全に居直りはじめています。イスラエルを居直らせてはなりません!
 ジェニン虐殺問題でイスラエルの居直りを許すということは、第二、第三のジェニンを許すということです。今まさに大規模軍事侵攻と再占領の危険にさらされているガザが、とりわけ危険な状況になるのは必至です。

 アナン事務総長はシャロンやブッシュの顔色を伺い、迷走を続けた後、今調査団を解散しようとしています。ブッシュ政権が事実上解散するよう圧力を掛けているのです。これでは国連がいったい何のためにあるのか。虐殺者の「やり得」を絶対許してはなりません。国連は、アメリカの言いなりになる機関になりさがっているのでなければ、シャロンが何を言おうと、ブッシュが何を言おうと、世界中の大多数の国々の要請を聞き入れ、断固たる決意でイスラエルに調査団を受け入れさせる決定を下すべきです。

202年5月1日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局


(署名はこちら) => http://www.petitiononline.com/JENIN/petition.html
<署名手順>
(1)上のリンクをクリックするとオンライン署名のHPが開きます。
  To: United Nations High Commissioner for Human Rights (「国連人権センター高等弁務官殿」)で始まる英文の要請文が掲載されています。
(2)画面の方にある「Signe the Petition」をクリックします。
(または画面の下の方にある「Click Here to Sign Petition」と書いたボタンをクリック)。
(3)「Name」と「Email Address」は必ず書き込まねばなりません。
   「Comment」は自由です。(コメントは全部しっかり掲載してくれます。)
(4)「eメールアドレス」の扱いについて選びます。何もしなければ自動的に非公開扱い。
(5)「Preview your Signature(あなたの署名の事前チェック)」をクリックします。
(6)画面が変わって記入内容が表示されます。確かめて「Approval Signature(承認)」をクリックして完了です。

(「View Signatures」をクリックして、最新のナ ンバーの所をクリックすれば自分の署名を見ることができます。確認のメールが届きますが返事の必要はありません。)