アフガニスタンの子供達の被害写真


 米の空爆開始から一ヶ月がたち、私たちの「アフガニスタン被害報道日誌」も一ヶ月を迎えました。金曜の礼拝のため攻撃が控えられた10/12以外全て被害報道で埋まり、攻撃の激しさを増しています。米の空爆で犠牲になっているのは子供や女性達です。空爆一ヶ月を機に新たに「子供達の被害報道写真」のコーナーを設けます。「被害報道日誌」同様、米が空爆を始めた翌日の10月8日から子供達が犠牲になっていたことがわかります。そしてポリオワクチン投与ができないなど(11.6)、影響は単なる空爆の被害だけにとどまっていません。飢え、渇き、伝染病、小児病の流行、そして餓死へ影響ははかりしれません。このコーナーでは、そのような各メディアで紹介されている子供達の被害や生活を撮った写真のコメントを中心に紹介していきます。これは日本のマスコミではほとんど紹介されていません。特に空爆で傷ついた血まみれの子供達や、子供の遺体の前で泣き叫ぶ母親など、許し難い現実があります。「アフガニスタン被害報道日誌」では、米軍の攻撃や被害の内容、犠牲者の数などが中心になりますが、当然、負傷し犠牲になった子供の一人一人に名前があり生活があり悲しみ怒る家族があります。これを知ることによって反戦の訴えも、私たちの意志もより強いものになることでしょう。(2001.11.7.)

*写真はそれぞれのアドレスをクリックしてご覧ください。

2001.10.8.ジャララバードで負傷し左足を失い、ペシャワールの病院へ運ばれるジャララバードのアイスクリーム売りの16才の少年アサデゥラ・・・。(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011008/wl/imdf08102001091846a.html
アフガニスタン北部の町ホジャボハウディンの国内避難キャンプで骨をかじる少年、パンを食べる少年。2001.10.8.(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011008/wl/imdf08102001092500a.html
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011008/wl/imdf08102001092151a.html
カブールの病院のベッドに横たわる12才の少女ナジア。2001.10.13.(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011013/wl/imdf13102001081658a.html
傷ついた腕を見せる14才の少年。カブールへの夜間の空襲で負傷した・・・(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011013/wl/imdf13102001074408a.html
2001.10.14一人の子供がジャララバードでベッドに横たわっている。実行支配勢力タリバンは、彼はカラム村への米軍の空爆で負傷したと語っている・・・。(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011015/wl/imdf15102001073209a.html
ジャララバードの病院でアフガニスタン人の男と子供がベッドに寝ている。タリバンによれば、2001.10.14.の米軍のカラム村攻撃で負傷した・・・(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011015/wl/imdf15102001073013a.html
4人の兄弟の遺体を見つめる縁者たち。一緒にいた母親やほかの三人の家族も2001.10.21の首都カブールへの米の空爆によって殺された。少なくとも14人の市民がカールカナからカブール北部の住宅地に対する攻撃によって負傷したと、目撃者は伝えている・・・。(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011021/wl/imdf21102001093248a.html
米軍の空爆により足を負傷し、父親に抱かれる少年(2001.10.27.、カブール北方の村で)(AFP=時事)
http://news.yahoo.co.jp/headlines/terrorism/index_08.html
一人の男が、首都カブールへの米軍の空爆によって殺された彼の息子や近所の子供達に覆い被さって泣いている。(2001.10.28)10人の市民−−そのうち8人は一家族である−−が一つの爆弾の爆発で殺され、二人以上が、大通りの中央でもう一つの爆弾が爆発したとき小型バスの中で殺された。(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011028/wl/imdf28102001092535a.html
2001.10.28のカブール空爆で11人の市民とともに殺された子供の頭を上げるアフガニスタン人の男性・・・。(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011028/wl/mdf75931.html
2歳の子供サミーラバンジャラちゃんは、父親に連れられ、ジャララバードの病院で診てもらっている。2001.10.28.27日の空爆で足をやられた。この日タリバンのパキスタン大使は死者が1500人に上っていることを伝えている。(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011102/wl/imdf02112001063442a.html
2001.10.31.パキスタンのイスラマバード近郊で、母親に連れられ、「神は偉大なり」「ウサマ・ビンラディン」などと書かれた布を頭に巻いて反米デモに参加した子供たち(パキスタン・ラワルピンジ)(AFP=時事)
http://news.yahoo.co.jp/headlines/terrorism/index_05.html
爆弾の破片を見せるチャカリス村の住民=11月1日午後、アフガニスタン・カンダハル東部(共同)/空爆で死亡した人たちの墓の前で祈りをささげる老人=11月1日午後、アフガニスタン・カンダハル東部のチャカリス村付近(共同)
(共同通信社の村田誠司写真記者がルポ。死臭漂うチャカリス村 カンダハル。アフガニスタン・タリバン政権の本拠地カンダハルを訪れている共同通信など一部外国人記者団は11月1日、米軍の空爆により壊滅したとされるカンダハル近郊のチャカリス村をタリバン当局者の案内で取材した。)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/revenge/photo16/index.html
2001.11.4.アフガニスタンの反タリバン勢力「北部同盟」が支配する北部の村近くの難民キャンプで、大きな薬きょうをおしゃぶり代わりにする少女。アフガンの子供たちは何年にもわたる内戦の間に、捨てられた兵器などをおもちゃとして使うようになった(アフガニスタン)(AFP=時事)
http://news.yahoo.co.jp/headlines/terrorism/index_03.html
クエッタのはずれの難民キャンプで食べかけのパンをもつアフガン難民の少年。2001.11.5.(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011105/wl/imdf05112001075312a.html
子供の口にポリオのワクチンを飲ませるアフガニスタンの医師。2001.11.6.カブール。タリバンは「570万人の子供にポリオワクチンを投与する必要があるのに米は空爆を続けている。」「2週間前WHOとUNICEFを通じて攻撃を休止するようワシントンに要請したが、全く返事がない」と語っている。(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011106/wl/imdf06112001065331a.html
ペシャワールの近くのシャムシャツ難民キャンプのテント学校で数学の勉強をするアフガン難民の子供達。2001.11.6.(ロイター)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011106/wl/imdf06112001080332a.html
http://dailynews.yahoo.com/h/p/nm/20011106/wl/imdf06112001082025a.html
2001.11.6.パキスタンのカラチで、反米抗議デモに、米の空爆で傷ついたアフガニスタンの子供達の写真をかかげて参加した女性。(AP通信)
http://dailynews.yahoo.com/h/p/ap/20011106/wl/1005058324pakistan_attacks_kar104.html


*既に写真が削除されているページについてはリンクを解除しました(2002.4.3)



 アメリカの「報復戦争」と日本の参戦に反対する署名運動 事務局