世界子ども通信「プラッサ」学習会のお知らせ

東アフリカの子ども達と共に


講師:松下照美さん


 10年に渡り、ウガンダ・ケニア両国で、子どもたち、若者、地域の人々と共に活動を続けられ、現地にて「モヨ・チルドレンセンター」を設立なさった松下照美さんが、現地役員のジョージ・オワデさんとともに、この夏一時帰国なさいました。日本各地で、講演とケニアの「モヨ・チルドレン・センター」建設への協力要請のためのキャンペーン活動をはじめられています。

 東京でも、「ストリートチルドレンを考える会」にもご協力をいただき、松下さんから、ウガンダで立ち上げられた職業訓練校や、ケニアのストリートの子どもたちのことについてお話をお聞きする場を設けました。当日はスライドや、2000年から「MOYO」役員として参加されるていらっしゃる、現地NGO「マザレ・ジュニア・センター」の責任者、ジョージ・オワデさんからも、お話をお聞きします。ケニアや、ウガンダの子どもたちが、背負わされてしまっている問題に、皆さんもぜひ、耳を傾けてください。多くの方の参加を、お待ちしております。

生活拠点建設のお願い
モヨ・チルドレン・センター主宰  松下照美

 1994年7月、縁あってアフリカ・ウガンダに一歩を踏み入れて以来、この7月で丸10年が過ぎます。この10年間、多くの方々に支えられながら、ウガンダ、ケニア両国で子ども達、若者、地域の人々と共に私なりに歩んできました。共に歩んできたウガンダの子ども達は、今はもう大人。まだ時々助けを必要とするものの、貧しいなりに自立をして頑張っています。昨年、ある会社のご厚志を得て、ウガンダで元スタッフが始め、支援し続けてきた貧しい子ども、若者達の自立のための職業訓練校に3教室、事務室、道具、機械類等を贈ることが出来、ウガンダでの拠点ができました。


 「モヨ・チルドレン・センター」のケニアでの本部、子ども達の拠点になる場が欲しいと思い続けてきました。とりわけ今年になってストリートの子ども達と直接関わるようになってから、彼達が安心して来られる場が欲しいと切実に思うようになりました。何年か前から準備を始め、図面を描き、予算もでていたのですが、資金面で躓いていましたが、長引いていた土地取得手続きも昨年どうにか完了したことでもあり、思い切って今年はセンター建設に向けて皆様にご協力をお願いすることを決意しました。


 私と現地役員のジョージ・オワデの二人でお伺いする予定です。一ヶ所でも多くの所で、一人でも多くの方々にお会いし、ご協力をお願いしたいと思っています。このキャンペーンを成功させ、念願のセンターを建設したいと願っています。皆様のご協力を心からお願い申し上げます。

ジョージ・オチエノ・オワデ・オポンド(George Otieno Owade Opondo)

1973年2月2日生、ケニヤ人男性、現在ナイロビ大学社会人コース1年在学中。
現地NGO「マザレ・ジュニア・センター」責任者、2000年から「MOYO」役員として参加。
2003年からは、運営アシスタントとして、週に3日働き始める。


◎日 時:2004年9月4日(土) 午後7時〜9時

◎場 所:阿佐ヶ谷事務所内 阿佐ヶ谷会議室
       杉並区阿佐谷南1-47-17
        Tel:03-3314-7211

◎交 通:JR中央線 阿佐ヶ谷駅
   
     北口下車 徒歩3分
         (日曜は快速はとまりません)
    
   東京メトロ丸の内線
        南阿佐ヶ谷駅下車 徒歩7分

◎参加費:500円

◎講 師:松下 照美 さん

◎主 催:世界子ども通信「プラッサ」
      ストリートチルドレンを考える会