98年度活動報告

環境教育プロジェクト



全国環境教育プロジェクト'98の実施

【期間】1998年4月〜1999年3月
【担当者】渡辺雅樹(運営委員)、大澤晶子(事務局)
【背景・内容】
 この事業は、地域に根ざす環境教育を支援し、循環・共生型社会を実現することを目指して1994年に始まった。毎年、市民団体と環境庁からなる実行委員会形式で事業の計画・実施を進めており、95年度より市民フォーラム2001は実行委員会に参加すると同時に事務局を担当している。94年〜96年度までは、東京での「環境教育シンポジウム」開催を事業の中心にしていたが、97年度より、地域での環境教育の実践者が参加する合宿形式のワークショップ「全国交流会」を中心に、地域での主体的な環境教育の取り組みを支援している。1998年度の事業は、北海道から九州まで6地域に地域事務局を設置して地域交流会を行うなど、より地域に軸足を移した形で実行した。事業の主な流れは以下の通りである。

・説明会の開催(1998年6月〜12月):プロジェクトの説明会を全国16ヶ所(札幌、釧路、千葉、茨城、神奈川、群馬、埼玉(4ヶ所)、東京、岐阜、名古屋、福岡、長崎、鹿児島)で開催し、地域交流会への申込呼びかけを行った。同時に環境教育をテーマとしたワークショップを開催した。
・地域交流会の開催(8月〜99年2月):地域で環境教育に関わる方々を招いて、全国9ヶ所(釧路・札幌、秋田・山形・岩手、大宮、名古屋、京都、福岡)で「地域交流会」を開催、情報交換や地域での環境教育の現状・課題を話し合った。
・全国交流会の開催(1999年2月27〜28日):全国各地の取組についての情報交換を行い、今後の活動の発展に向けての意見交換を行うことを目的として開催。地域交流会の参加者から代表として選ばれた30名を招聘し、実行委員会のメンバー13名を加え、東京において開催した。交流会では、「環境教育の推進にむけて:現状・課題を考え、問題の原因とそれをもたらす社会構造をさぐる」「各地域で具体的にどんな取り組みが必要か」という主に二つのテーマでワークショップを行った。

今年度の実行委員会参加団体・個人は以下の通り。
(団体)環境庁 市民フォーラム2001 環境教育情報センター 東和町空・山・川総合研究所 野外総合教育研究所 環境・国際研究会
(個人)鈴木優子(環境パートナーシップちば) 川村研治(環境パートナーシップオフィス) 伊藤正逸(岩手環境教育研究会) 村上千里(都市環境教育研究会) 林 浩二(手をつなぐNPOの会・ちば)、小野寺卓司(北海道庁釧路支庁) 湯本裕和(設楽森のひろばユースホステル) 山本幹彦(京都ユースホステル協会) 大島英樹(日本環境教育学会)


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