10月11日(日):みどりさん講演会 「新型コロナと監視社会」
2020/09/28(月) 22:27 — toshi
JCA-NETは下記の講演会の賛同団体になりました。

転載・転送お願いします。
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  みどりさん講演会
 「新型コロナと監視社会」
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◎カナダと横浜会場をオンラインでつなぐ平行開催でライブ配信します。

■日時: 10月11日(日)  午前11時から13時
  (小笠原さんのお住まいのカナダとの時差の関係でこの時間帯になります)

■横浜会場:かながわ県民センター301号室
 *アクセス:JR・私鉄「横浜駅」西口・きた西口を出て、徒歩およそ5分      
  http://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5681/access.htm

■会場はコロナ対策に基く定員(50名)までの入場となるため。事前申込み制に
 します。参加ご希望の方は、下記アドレスにてお申し込みください。」
 samusunk@protonmail.com

■参加費:500円

■オンライン視聴の方法
Youtubeの市民連チャネルに上記の時間にアクセスしてください。
 https://youtu.be/3q0ghsDedA0

 *オンラインでの視聴については無料ですが、カンパは歓迎です。
  よろしくお願いします。
  振込先:00120-1-90490

■集会案内はウエッブ(下記)にもあります。最新の情報を随時掲載します。
https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/20201011shiminren/

■主催:盗聴法に反対する市民連絡会

■賛同団体:JCA-NET
     共謀罪NO!実行委員会
     共通番号いらないネット

■問い合わせ:070-5553-5495 小倉
hantocho-shiminren@tuta.io

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★講演について(小笠原みどりさんからのメッセージ)

「菅内閣は「デジタル庁」の設置を目玉にしていますが、デジタル化は監視と
切っても切れない関係にあります。デジタル化の方向を間違えれば、私たちは
暮らしをのぞかれ、政府と企業はますます秘密を蓄えていく、力の格差と不平
等が増していきます。スノーデンが暴露した世界監視システムに日本政府が深
く関与していることを思い出しながら、コロナ下で大規模な実験の機会を得た
新しい監視技術が政治、経済、そして国際関係にどんな影響を与えるのかを考
えます」

*小笠原みどりさんのプロフィール
 ジャーナリスト、社会学者。
 横浜市生まれ。朝日新聞記者(1994−2004年)として盗聴法、住民基本台帳
 ネットワーク、監視カ メラなど、個人情報を巡る調査報道を開始。2005年
 にフルブライト・ジャーナリスト奨学金により米スタンフォード大学でデジ
 タル監視技術を研究。2016年、米国家安全保障局による世界監視システムを
 告発したエドワード・スノーデンに日本人ジャーナリストとして初のインタ
 ビュー。18年、カナダ・クイーンズ大学で近代日本の国民識別システムにつ
 いての論文により社会学博士号を取得。現在オタワ大学特別研究員、21年よ
 りビクトリア大学教員(ブリティッシュ・コロンビア州)。著書に『スノー
 デン、監視社会の恐怖を語る』『スノーデン・ファイル徹底検証』(共に毎
 日新聞出版)など。朝日新聞GLOBE+で「データと監視と私」を連載中。
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★主催者からのご挨拶

世界規模での新型コロナ・パンデミックのなかで、各国の政府は感染拡大を抑
ための方策として、感染者接触確認や感染経路特定などを理由にして、スマホ
のアプリなどを利用して人々の行動や人間関係などを広範囲に、把握しはじめ
ています。同時に、人々が密集しがちな都市部では、従来以上の高精度の監視
カメラの設置も進んでいます。

感染防止を名目とした個人情報の収集や行動などの把握に対して、世界各国の
監視社会に反対して活動している団体や研究者などから、多くの疑問が提起さ
れています。収集されている膨大な量の個人情報は、感染防止に必要なデータ
を大幅に上回っているのではないか、また、こうした個人情報が目的外に使用
される危険性はないのか、そもそもスマホアプリのような手法が最善の予防策
なのか、など、疑問は多岐にわたります。

これまで監視社会に反対する活動をしてきた市民連絡会は、昨年に引き続き、
カナダ在住の監視研究の第一人者、小笠原みどりさんをお招きして、新型コロ
ナ・パンデミックのなかで進行するこれまでにはみられなかった新たな監視社
会の問題について、お話をいただくことになりました。海外で既に提起されて
いる監視社会の深刻な問題などを含めて、コロナ対策を口実とした監視社会化
を許さないために必要な、政府や監視テクノロジー企業とははっきりと異なる
私たちなりの観点を、この集会を機会にみなさんと作り上げていきたいと思い
ます。
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