無実のゴビンダさんを支える会

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追加鑑定15点、ゴビンダさんのDNA不検出を受け、東京高裁に17回目の要請

昨年9月から、高検は、新たに開示した42点のうち15点について優先的に鑑定を進めていましたが、その結果は、7月23日付鑑定により浮上した「第三者X」の存在をさらに補強するもので、ゴビンダさんのDNA型はいっさい検出されないまま、1月20日に終了しました。
「無実のゴビンダさんを支える会」と国民救援会は、1月24日、第17回高裁要請を行い、「ここまでの鑑定結果をもって再審開始要件は十分満たしています。もはや、これ以上の鑑定は無意味であり、請求審をいたずらに長びかせるだけです。たとえ高検が残り27点の追加鑑定をしたいと言い出しても、高裁は決して認めないでいただきたい。これまでの新規明白な証拠をもって、速やかに再審開始を決定し、ゴビンダさんに対する刑の執行を停止し、1日も早く家族の待つネパールに帰れるようにしてください」などと訴えました。

同日午後5時から三者協議が開かれ、その後、弁護団の記者会見がありました。「高検は、『追加鑑定15点について、鑑定人から正式な鑑定書が2月末に提出されるので、その鑑定書を読んでから、3月16日までに意見を出したい』と要望。高裁もこれを了承し、次回三者協議を3月19日に開くことになったとのことです。

これ以上、再審請求審を長期化させないよう、私たちは、今後も引き続き、高裁と高検に要請を行っていきます。みなさまのご支援とご協力を、よろしくお願いいたします。
2012年1月24日
「無実のゴビンダさんを支える会」事務局