トリスタン・ツァラ
言葉の四次元への越境者
大平具彦/著
1999年9月刊行
定価6500円+税
A5上製・416頁
ISBN978-4-7738-9909-2 C0098
母語ルーマニア語を捨てた果てにツァラが創造した〈宇宙語〉的な独自の詩言語の意味を探り、ダダとシュルレアリズムの呪縛からツァラを解き放つ大著。
【著者紹介】大平具彦(オオヒラ トモヒコ)
1945年神奈川県生まれ。フランス政府給費留学生としてニース大学に学び、ダ
ダ運動の著名な研究者ミッシェル・サヌイエ教授に師事。現在、北海道大学言語文化部教授。フランス文化論・表象文化論。共訳書に『トリスタン・ツアラの仕事Ⅱ:詩篇』(思潮社)、ミッシェル・サヌイエ『パリのダダ』(白水社)など。