経済成長の終焉と生命圏の崩壊
指数関数の妖怪に呑まれる地球
岡留恒健/著
2023年10月刊行
定価1800円+税
4-6上製・224頁
ISBN978-4-7738-2307-3 C0036
国際線パイロットとして初飛行以来60年、世界の空から汚れていく地球を眺め危機感をもち、生命圏の劣化を訴えてきた著者が、これからの世代に贈る祈り。
数千万年をかけて寒冷化してきた地球を20年毎に倍増する人類による経済成長と大量消費が、たったの数十年で温暖化に変えた逆転劇。
少しでも劣化の少ない生命環境を残すために、世界の科学者たちの警告に耳を傾け、半世紀余にわたって考え抜いた現実的な対策を記す。
数千万年をかけて寒冷化してきた地球を20年毎に倍増する人類による経済成長と大量消費が、たったの数十年で温暖化に変えた逆転劇。
少しでも劣化の少ない生命環境を残すために、世界の科学者たちの警告に耳を傾け、半世紀余にわたって考え抜いた現実的な対策を記す。
【著者紹介】岡留恒健(オカドメコウケン)
1934年福岡県福岡市に生まれる。1956~1957年テニスのデビスカップ日本代表。県立福岡高校、慶應義塾大学卒業。日本航空に地上職入社後、熱望して操縦士に転向。日本航空元機長、総飛行時間17000時間、航空功労賞(運輸大臣)。1960年初飛行以来、地球を空から眺めつづけて生命圏の危機と、世界の諸悪の根源が貧富の差にあることを訴えてきた。日本ユニセフ元評議員、日本航空を通じて30年余ユニセフの普及に従事した。定年時、国連ユニセフ本部事務局長グラントさんからお礼の手紙。夢みるこども基金元理事。1986年エベレスト登山、酸素ボンベを使用せず約8100メートルまで。
『機長の空からの便り-山と地球環境へのメッセージ』山と溪谷社、1993年『永い旅立ちへの日々』現代企画室、2012年『人類の選択のとき』現代企画室、2014年『命に善いものは美しい』現代企画室、2020年
英文「1980,Growth beyond the limits of the Earth」kindle版、ゼロメガ社、2016年
日英版「Crises of humanity: As seen from stratosphere since 1960=成層圏から見た人類の危機」YouTube、2017年https://okadome.infoで公開されており、日英文PDFをダウンロードできるほか英文ナレーション付きの動画でも視聴可能。