母袋俊也作品集 浮かぶ像-絵画の位置
母袋俊也/著
2020年10月刊行
定価3200円+税
A4変コデックス装・216頁
ISBN978-4-7738-1907-6 C0070
展覧会「浮かぶ像—絵画の位置」(2019年11月)の記録をはじめ、1980年代から現在までの作品を、系統別にまとめた図版、作品制作の時系列を示すレゾネ、フォーマートレゾネを収録。独自の方法論で彫琢された画業の全貌を明らかにする、作家初の本格的作品集。
「わたしは、母袋俊也という画家に、現代に新たに再生しつつある最良のロマン主義精神をまざまざと感じ取っている。」
水沢勉(神奈川県立近代美術館長)
「わたしは、母袋俊也という画家に、現代に新たに再生しつつある最良のロマン主義精神をまざまざと感じ取っている。」
水沢勉(神奈川県立近代美術館長)
【著者紹介】母袋俊也(モタイトシヤ)
1954年、長野県に生まれる。東京造形大学絵画専攻卒業。1983-87年、フランクフルト美術大学で絵画・美術理論を研究、R.ヨヒムウス教授に学ぶ。1993年より東京造形大学で教鞭を執り、現在、同大学名誉教授。1986ねんに複数パネル連携の絵画形式を着想し、以後フォーマート(画面の縦横比・サイズ)と精神性の相関をメインテーマに制作展開、理論研究をすすめる。著書『絵画へ 美術論州1999-2018』(理論社、2019年)共編著『美術家・デザイナーになるまで 今語られる青春の造形』(彩流社、2019)、『成田克彦「もの派」の残り火と絵画への希求』(東京造形大学現代造形創造センター、2017)など。