現代企画室

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リージョナル・デザイン
フランス・ブルゴーニュの「クリマ」から学んだこと

玉田俊郎/著
浦田薫/著
2018年1月刊行
定価2000円+税
4-6並製・240頁
ISBN978-4-7738-1725-6 C0070

地域の持つ多様な生活観、その文化の基層にある 多様な価値観や歴史観がこれからの地域づくりや 日本という国の今後に大きく作用するのではないかと考えています。まさにクリマ的な取り組みがいよいよ重要となってきていると言ってよいでしょう。(本書より)

本書は2013年に東京造形大学とエコール・ブール国立工芸美術学校 (フランス)との間で、フランス・ブルゴーニュ地方で行われた、インターナショナル・デザインワークショップの取り組みをまとめたもの。
ワークショップでは、地域をデザインの視点から考察する「リージョナル ・デザイン」を提唱し、「地域」からデザインは何を得られるのかを探る。 地域の持つ多様な生活観、文化の基層にある様々な価値観や歴史観から、これからの地域づくり、ものづくりにへのヒントを汲み取ろうとする。 ワークショップの記録のほか、筆者が関わってきたプロジェクトの事例 やエピソードを交えて地域について考えていく。

【著者紹介】玉田俊郎(タマダトシロウ)

東京造形大学教授。東北芸術工科大学助教授、ヘルシンキ芸術デザイン大学客員教授を経て2006年より東京造形大学に着任。専門領域はインダストリアルデザイン、デザインマ ネジメント。地域産業のプロデュース、デザイン開発研究を進める。

【著者紹介】浦田薫(ウラタカオル)

パリ在住デザイン・建築ジャーナリスト。通訳・翻訳家。2003年よりパリを拠点に欧州各地の建築、デザイン、アートなど「ものづくり」の現場を横断的に考察し、日本とフランスの専門誌に各言語で寄稿する。