現代企画室

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大巻伸嗣

大巻伸嗣/著
2016年9月刊行
定価3800円+税
A4上製・198頁
ISBN978-4-7738-1613-6 C0070

今、世界が注目するアーティスト、大巻伸嗣、待望の作品集。展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックなインスタレーション作品やパブリックアートを数多く発表してきた大巻伸嗣。「Echoes Infinity」や「Liminal Air」シリーズなど、これまでの代表作を収録した、大巻伸嗣の集大成! 水沢勉、クレリア・ゼルニック、李美那、黒澤浩美、能勢陽子、荒木夏美、逢坂恵理子、家村佳代子などが寄せる作品解説も一読の価値あり。

【著者紹介】大巻伸嗣(オオマキシンジ)

《Echo》、《liminal Air》、《Memorial Rebirth》、《Flotage》など様々な手法を用いた作品によって「空間」「時間」「重力」「記憶」をキーワードに、“物質と空間・存在”をテーマとして制作活動を展開する。見ることのできないものを可視化し、体感させることで、新たな身体的知覚空間を作り出すことを試みる。軽やかかつ大胆に空間を非日常的な世界に変容させ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックなインスタレーション作品を制作する。
近年の、民家を使っての《家》シリーズ(いちはらアート×ミックス、越後妻有アートトリエンナーレ2015、アートアクセスあだち2016)では、積み重なった時間と記憶を、光を使って闇の空間の中に出現させるインスタレーションを展開。日本国内のみにとどまらず、世界中のギャラリー、美術館などで意欲的に作品を発表している。