現代企画室

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小泉明郎 捕われた声は静寂の夢を見る

アーツ前橋/企画編集
住友 文彦/企画編集
吉田 成志/企画編集
2015年5月刊行
定価2000円+税
B5変並製・96頁
ISBN978-4-7738-1510-8 C0072

声にならない声。意識の下に眠る感情。私たちの身体と精神はどのようにして〈人間〉を形作っているのか。
独自の映像表現によって〈人間〉の営みを捉え、世界から熱い注目を集めるアーティスト、小泉明郎。
アーツ前橋で開催された、小泉の初期作品から近作までを一望する初の本格的個展の図録。

小泉明郎(KOIZUMI Meiro)
1976年群馬県邑楽郡生まれ。横浜市在住。1999年国際基督教大学卒業。その後、チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(ロンドン)にて映像表現を学ぶ。アーカスプロジェクト2003(茨城)やライクスアカデミー(アムステルダム)等、国内外で滞在制作し映像やパフォーマンスによる作品を発表している。主な個展に「Project Series 99: Meiro Koizumi」ニューヨーク近代美術館(2013年)、「Stories of a Beautiful Country」Centro de Arte Caja de Burgos [CAB](ブルゴス/スペイン、2012年)、「MAM Project 009:小泉明郎」森美術館(東京2009年)、ほか「フューチャー・ジェネレーション・アート・プライズ2012」ピンチュック・アートセンター(キエフ、2012年)、「インビジブル・メモリー展」原美術館(東京、2011年)、「リバプール・ビエンナーレ2010」(2010年)、「メディア・シティ・ソウル2010」(2010年)、「第一回あいちトリエンナーレ」(2010年)などに参加。2012年には上毛芸術文化賞を受賞している。