中房総国際芸術祭 いちはらアート× ミックス2014
北川 フラム/監
中房総国際芸術祭 いちはらアート× ミックス実行委員会/監
2014年9月刊行
定価1500円+税
B5変並製・128頁
ISBN978-4-7738-1420-0 C0070
晴れたら市原、行こう!
課題解決型芸術祭
いちはらアート× ミックスの全貌!
「地域創生」の掛け声を先取りしていたかのように、全国各地で芸術祭による地域活性化がブームとなっている日本。本書は、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」によって、この国に「アートによる地域づくり」の道を切り拓いた北川フラムがディレクターをつとめた新しい芸術祭「いちはらアート× ミックス」(本年3 月21 日~5 月11 日)の全記録である。これまでの大自然とはまったく異なる、東京近郊・千葉県市原市が舞台である。
ポスト高度成長期にある日本の縮図=市原市が、過疎高齢化など地方都市が抱える諸問題を解決することを目指した「課題解決型芸術祭」は、アート、建築、スポーツ、食、演劇、音楽など、異なるジャンルがミックスして展開され、ローカル線・小湊鐵道や廃校の活用、長期的地域づくりを展望したアラフォー世代アーティストの参画、地域内外のサポーターの活躍など、芸術祭の新しいあり方を提示した。
すべての作品、イベントはもちろん、そのプロセスを記録したドキュメントも収録。地域再生やまちづくりに取り組む人は必携の一冊。
課題解決型芸術祭
いちはらアート× ミックスの全貌!
「地域創生」の掛け声を先取りしていたかのように、全国各地で芸術祭による地域活性化がブームとなっている日本。本書は、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」によって、この国に「アートによる地域づくり」の道を切り拓いた北川フラムがディレクターをつとめた新しい芸術祭「いちはらアート× ミックス」(本年3 月21 日~5 月11 日)の全記録である。これまでの大自然とはまったく異なる、東京近郊・千葉県市原市が舞台である。
ポスト高度成長期にある日本の縮図=市原市が、過疎高齢化など地方都市が抱える諸問題を解決することを目指した「課題解決型芸術祭」は、アート、建築、スポーツ、食、演劇、音楽など、異なるジャンルがミックスして展開され、ローカル線・小湊鐵道や廃校の活用、長期的地域づくりを展望したアラフォー世代アーティストの参画、地域内外のサポーターの活躍など、芸術祭の新しいあり方を提示した。
すべての作品、イベントはもちろん、そのプロセスを記録したドキュメントも収録。地域再生やまちづくりに取り組む人は必携の一冊。
【著者紹介】北川 フラム(キタガワ フラム)
アートディレクター。アートフロントギャラリー代表。
1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京藝術大学卒業。主なプロデュースとして「アントニオ・ガウディ展」(1978-1979)、「子どものための版画展」(1980-1982)、「アパルトヘイト否(ノン)!国際美術展」(1988-1990)など。2000年にスタートした「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(ふるさとイベント大賞・大賞[総務大臣表彰]、オーライ!ニッポン大賞グランプリ[内閣総理大臣賞]他受賞)、「水都大阪」(2009)、「にいがた水と土の芸術祭2009」、「瀬戸内国際芸術祭2010、2013」(海洋立国推進功労者表彰受賞)、「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス2014」などの総合ディレクターを務める。近編著に『美術は地域をひらく 大地の芸術祭10の思想』(現代企画室刊)、『アートの地殻変動』(美術出版社刊)。