現代企画室

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2010年パリ アール・ブリュット・ジャポネ展全貌

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA/監修
2011年12月刊行
定価3000円+税
A4並製・120頁
ISBN978-4-7738-1117-9 C0071

パリで12 万人を動員した「アール・ブリュット・ジャポネ展」は、主に知的障害や精神障害をもつ日本の作家たちによる、枠にとらわれない自由な表現を集めた展覧会。2010 年3 月から2011 年1 月にかけて、パリ市アル・サン・ピエール美術館で開催され、大きな話題を呼んだ。



本書は、出品した作家たち自身や家族の声、文化人やアーティスト、メディアがどう見たかなど、「アール・ブリュット・ジャポネ展」の全貌をさまざまな視点から描き出す記録集。日本凱旋展も2011 年から順次開催され、2012年も各地で巡回予定。



[アール・ブリュット(生き の芸術)とは]

正規の美術教育などを介さず、自らの衝動のみから湧き出る芸術表現のことを指す。アウトサイダー・アートとも。



アール・ブリュット・ジャポネ展巡回予定

2012 年 4 月-6 月 高浜市やきものの里かわら美術館(愛知)

6 月-8 月 岩手県立美術館



【寄稿】

北岡賢剛(滋賀県社会福祉事業団理事)、辻哲夫(東京大学教授/「アール・ブリュット・ジャポネ展」実行委員会実行委員長)、マルティーヌ・リュザルディ(パリ市立アル・サン・ピエール美術館

館長)、齋藤誠一(滋賀県社会福祉事業団企画事業部)、嘉田由紀子(滋賀県知事)、宝玉正彦(日本経済新聞社編集局文化部)、保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員)、田口ランディ(作家)、加藤種男(財団法人アサヒビール芸術文化財団事務局長)、野沢和弘(毎日新聞論説委員)、川島志保(弁護士)、齋藤泰雄(駐フランス日本国特命全権大使)、フィリップ・フォール(駐日フランス特命全権大使)、辻仁成(作家/音楽家/映画監督)、日比野克彦(東京藝術大学教授/アーティスト)、魲万里絵(参加作家)、高橋和彦(参加作家)、富塚純光(参加作家)、大西暢夫(写真家)、はたよしこ(ボーダレス・アートミュージアムNO - MAアートディレクター)、ジェルマン・ヴィアット(元ポンピドゥーセンター国立近代美術館館長)、セリーヌ・デュラヴォー(フランス文学博士)、フィリップ・デスコラ(人類学者)ほか