現代企画室

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大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2009

NPO法人越後妻有里山協働機構/発行
2010年4月刊行
定価3500円+税
A4並製・246頁
ISBN978-4-7738-1005-9 C0071

10年、4回目を迎えた大地の芸術祭。365のアートが煌めく里山。760km2にわたる広大なこの土地には、お年寄りの笑顔と、都市の人びとにとっての「新しい故郷」があった。協働の喜びがつくった魅力は、越後妻有を飛び出して世界とつながる。



大地の芸術祭の作品に感じられるのは、ある開放感です。美術作品は展示空間+作品という通念をくつがえし、大地の芸術祭は「脱芸術」の方向に向かっている。             

————中原佑介(美術評論家)



「大地の芸術祭」は、アートを通じて未来の“希望のムラ”を構想する社会運動である。一昔前であれば、それは“革命”と呼ばれたものかもしれない。

————太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芸術・文化政策センター)



【主な内容】

《里山とアート》2006年大地の芸術祭の全作品・イベントを美しい写真で紹介。

《対談/シンポジウム/座談会》

●対談 建築と美術の共生——五十嵐太郎×北川フラム

●シンポジウム「越後妻有と農業の未来」——舞踏家・森繁哉&越後妻有在住の5名

●座談会 メディアから見た、大地の芸術祭——田中三蔵(朝日新聞)、小川敦生氏(日本経済新聞)、田島徹(NHKエデュケーショナル)ほか