1999年4月25日
　この日、「学校労働者ネットワーク・高槻」が自立労働組合として産声をあげました。
　その頃、日教組は主任制度や日の丸問題において右転回し、高槻市教組も「連合」組合に移行して以来、当局との癒着・協力関係が進んでいました。市教組に所属する事は私たちの発言や行動の自由を縛り、抑圧でしかなかったのです。その束縛から脱却するため、私たちは市教組及び日教組を脱退したのでした。それから3年間余、私たちは月に1回集まり情報交換と連携をしながら、緩やかなつながりをもってきました。
　しかし、2002年の新指導要領への移行を控え、職場の状況は日に日に厳しくなり、個々人の力だけでは限界を感じる場面がふえてきました。 この事態を乗り越えるためには、組合を結成して交渉権を持ち、市教委や管理職への要求をしていくことが必要であるとの考えにたどり着きました。
　組合結成の利点をしっかり行使しながら、それぞれが「ひとりから始めていく」という自立の意識を大事にして、お互いの立場を尊重する軽やかなフットワークで連携を強め、学校労働者としての活動を厳しくも楽しく、追い求めて行きます。

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