Subject: [fem-events 1667] 【イベント@京都】へなへないと第九夜「写真と性表現」
From: HIBINO Makoto <hip@barairo.net>
Date: Sun, 21 Sep 2003 07:15:11 +0900
Seq: 1667
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/
| お知らせ & イベント |
└――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘
こんにちは。
京都の日比野です。
「へなへないと」のご案内です。
今回は、
写真について様々なところでお話ししておられる小林美香さんが
「写真と性表現」という内容でお話ししていただけます。
ビデオプロジェクターを使って
実際にいろいろな映像を見ながらの進行となります。
積極的な意見交換もできればと、楽しみにしています。
毎回、新しい方が来られ、充実した時間を過ごしています。
みなさまのご来場を、お待ちしています。
ひっぴぃ ♪♪
(日比野 真)
★転送歓迎★ ★転送歓迎★ ★転送歓迎★
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■ 「へなへないと」へのお誘い ■
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■へなへないと 第九夜■
2003/10/11(土)19時〜24時
「写真と性表現」 小林 美香 さん
ミニ企画と交流会です。参加費500円。
■ミニ企画■
「写真と性表現」
5、6歳の頃、母親に「男の人と、女の人以外に、ほかにどんな人がいる?」と尋ね
たことがある。「誰でも、男か女のどちらかだよ。」というのがその答えだった。私
はその答えをうまく飲み込めていなかった。本当に訊きたかったのは、「なんで、た
くさんの人をたった二種類に分けることができるの?」ということだったのだと思
う。この質問に、まだ答えは出ていない。
私は去年(2002年)、アメリカの写真家ローリー・トビー・エディソンさんによる
日本の女性を撮影するプロジェクト<Women of Japan>に参加し、ポートレート写真
を撮影してもらいました。撮影からしばらく経った後、彼女から被写体となった女性
たちに対して「女であること」、「日本人であること」に関するコメントを送ってほ
しいとの要請がありました。上の言葉は、私が「女性であること」について書いたコ
メントです。
コメントを書いて改めて思ったことは、私にとって「性別」という考え方はいまだ
に「よくわからないもの」であるということです。したがって「写真と性表現」に関
する今回のレクチャーでは、私の抱く「よくわからなさ」が基本的なスタンスとなり
ます。また、レクチャーの中では、「性的に露骨」と見なされうるような画像も何点
か提示いたします。レクチャーの構成・主旨をご理解の上、ご参加下さい。
写真による「性」の表現は、ポルノグラフィやヌード写真に限らず、広告写真やフ
ァション写真の中にも広く行き渡っています。ステレオ写真やポストカード、ピンナ
ップ写真、性科学者のアルフレッド・キンゼイが蒐集した写真のアーカイヴ、現代の
写真家/芸術家の活動などを手がかりに、写真による様々な性表現と、その根拠にあ
る性意識、あるいは表現に付随するさまざまな営為との関係について考えてみましょ
う。
(小林 美香 http://www.think-photo.net/)
■日時:
第九夜 2003/10/11(土)19時〜24時(終了予定)
終了時刻は、当日の状況により、延長もしくは繰り上げすることがあります。
毎月一回土曜日夜の開催を目指します。
■会場:プロジェクトP新ボックス
東山近衛東入ル、京都大学構内。吉田寮裏手。
市バス「近衛通」下車徒歩3分。
web上に地図があります。
( http://barairo.net/projectp/map/index.html )
***2002年にボックスの場所が変わりました。ご注意下さい。***
■参加費:500円
■「へなへないと」とは
世の中には男と女がおり、男女は区別できる別のもので、「男らしく」「女らし
く」する事が当たり前。ただ1人の異性とカップルになって結婚することが幸せで、
セックスはパートナーとしかしない。女性の平均賃金はいまだに男性の約半額で、相
撲・野球・サッカーなど「男が主役」のスポーツがテレビで長時間放映されるのがい
まの私たちの社会。実は女性は2級市民。性的な暴力は「大したことではない」と容
認され、性労働は違法とされる。そんな、「男女という制度」は既に制度疲労を起こ
しているにもかかわらず、残念ながらいまだに力を持っています。
「へなへないと」は、「男女という制度」にのっからないで生きていこうと試みて
みる、性別という観点から新しい文化を創っていきたいと思う人たちのための場で
す。
もちろん性別のことだけでなく、様々な課題にも手を広げる予定です。
何より一番大切なことは、一人一人が自分の生き方を問い直し、新しい自分をつく
っていくほんの少しの勇気を持つことではないでしょうか。
■当日すること:
以前の「へなへないと」は、カフェパーティーとして開催されていました。しかし
第二期は、とりあえず「ミニ企画とその後の交流会」という形から始めていきたいと
思います。
ミニ企画のあとは、その場で交流会となります。アルコール数種類とソフトドリン
ク、余裕があれば軽く食べ物も用意します。飲食は実費+α程度の低価格で提供しま
す。
当日は、参加していただいた方にも、準備や片づけ、食器洗いなどでお手伝いをお
願いすることがありますが、その時はご協力よろしくお願いします。
また、「へなへないと」の今後のあり方についても、参加される方たちと一緒に話
し合っていきたいと思います。ご希望、意見などありましたら、お気軽にお寄せ下さ
い。
■募集・ミーティング:
・「へなへないと」の主催者として一緒に企画を創る方を募集します。また、企画の
主催までは責任を持てないが、お手伝いくらいならできるという方も大歓迎します。
いずれも、下記までお問い合わせ下さい。
・へなへないと開催の直前、17時から、プロジェクトPボックスにてプロジェクトP
のミーティング並びにへなへないと準備を行います。プロジェクトPにご関心のある
方、へなへないとでこんなことをしたいという方、お時間があってへなへないとの準
備を手伝っていただける方、是非、お越しください。
■これまでの夜
初 夜 2002/11/16(土)「東京・札幌・テルアビブ(イスラエル)
〜セクシュアルマイノリティーのパレード」
第二夜 2002/12/07(土)「へなへないとでの『性的な暴力』」
第三夜 2003/01/11(土)「当事者って誰のこと?」
第四夜 2003/03/15(土)「エロの女神は創られる
〜戦後SM雑誌に見る女性モデルの変遷〜」
第五夜 2003/04/19(土)「女性専用車両って、どう思う?」
第六夜 2003/6/21(土)
「あなたもトランスジェンダーになれる--もし望むのなら。
性別の自己決定権を確立しよう。 」
「『性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律案(仮称)』
について」
第七夜 2003/7/5(土)
「『サバイバー』と名乗った私の経験から考えたこと」
第八夜 2003/8/2(土)ワークショップ 「男女という制度」ってなに?
■主催:プロジェクトP
■共催:barairo.net
■お問い合わせ:
W E B http://barairo.net/projectp/henahena.html
E-mail projectp@barairo.net
携帯電話 090-1156-3039(ひびの)
(写真等、プロジェクトPの様子が上記アドレスに掲載されています)
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以下署名
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日比野 真 / HIBINO Makoto ☆
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