第3回実行委員会記録
平成18年10月15日
「千葉の干潟展事業」第3回実行委員会
  日 時 平成18年10月3日(火) 18時30分〜21時30分  
  場 所 県立中央博物館      
  出席者 三番瀬グループ 田久保、佐藤、佐野    
  (敬称略) 盤洲グループ 御簾納、山田(周)、山田(恭)     
    外房グループ 手塚    
    中央博物館 中村、白井、由良、桑原    
    県NPO課 鈴木(真)    
    県文化財課 大野    
    県自然保護課 鶴岡    
    ボーンセンター 鈴木、栗原、川本、家永    
           


【配付資料】
・第3回千葉の干潟展事業実行委員会次第:事務局
・好評!盤洲干潟学校:盤洲グループ
・盤洲干潟学校(海の自然観察会):盤洲グループ
・藻場再生!?三番瀬一画、江戸川放水路河口干潟で:三番瀬グループ   
・千葉の干潟展レイアウト:企画担当          
・千葉の干潟 展示・製作担当者:企画・製作担当    
・「千葉の干潟・砂と泥にかくれた驚きの世界」展・製作工程:企画・製作担当
・例・干潟ってどんなところ(案2):企画・製作担当
・千葉の干潟展シンポジウム、調査観察会報告企画案:催事担当
・参考資料:「千葉県の環境づくり」タウンミーティング企画・開催のお願い−「(仮称)生物多様性ちば県戦略」の策定と「千葉県環境基本計画」の見直しに向けて:中村中央博物館副館長
・参考資料:講座のお知らせ「音で味わう博物館」:中央博物館
・参考資料:展示制作スケジュール・展示広報スケジュール:中央博物館
・参考資料:中央博物館第1企画展示室ウォールケース形状・寸法図:中央博物館

○中村中央博物館副館長(cf資料)
・千葉県では生物多様性ちば県戦略を策定し、即実行体制を構築し活動を開始する。
・タウンミーティングを開催するので、多くの県民・NPOが応募して欲しい。
○中央博物館(cf資料)
・環境教育関連行事の一つとして「音で味わう博物館」をこの7日(土)開催する。干潟展においても音楽演奏をイベントの一つとして検討したい。

1、経過報告と今後の取り組み
1)調査・観察会
@三番瀬(三番瀬グループ cf資料)
・8月26日(土):カニ、ゴカイ等を観察。コアジサシもみられた。参加者は20数名。
・9月9日(土):江戸川放水路河口。トビハゼの観察。河口干潟でコアマモを観察。4年続けて定着しており貴重な観察。
・次回12月3日の観察会は、東京湾学会の探訪会と合同して催すこととする。
A盤洲(盤洲グループ cf資料)
・7月17日(海の日):アシハラガニ等の様々なカニ、シオクグ・ハママツナ・ヨシ等の植物観察。干潟各所の塩分濃度の測定等。35名が参加。
・8月12日(土):ハママツナ、シオクグ等の生育環境の観察。前日捕獲された、レッドデータブックでは消息不明のハマガニを観察。参加者40名。
B外房(外房グループ)
・8月21日(月):海からみた夷隅川河口等の観察。親潮と黒潮、夷隅川淡水と海水の潮目を観察。
・夷隅川河口の潟湖をつくっている干潟には良好な海浜植物群落がある。以前から懸案になっているこの海浜植物群落を含めた干潟の保全区域指定運動を進める。

2)広報(広報担当)
・現地観察会参加募集チラシを、7、8、9月に各7、000枚作成・配布した。
・本チラシの案を諮り、この案を基本にして具体的なデザインは次回の企画・製作担当者会議の時に決定することとした。11月中旬には最終原稿を決定する。発行部数は20,000枚とする。
・広報戦略:日本自然保護連合等の自然保護団体、3地域の市、及びマスコミ等に後援を依頼する。協力団体は3地域グループを構成する団体を含めて多くの団体に要請する。

3)企画・展示製作(企画・製作担当 cf資料)
・展示製作担当から資料に基づき展示企画案及びレイアウト案が説明され、承認された。
・特別の配慮をしながらトビハゼの展示をする。

2、展示制作工程について(中央博物館 cf資料)
・本日の実行委員会で展示企画及びレイアウトにつき承認を得たので、以降展示製作作業に入る。
(大枠スケジュール)
 10月 4日(水) 以後、各コーナー担当者打合せ(パネル、物、レイアウト等)
 10月17日(火) 企画・製作担当者会議
     23日(月) 企画・製作担当者会議
     25日(水) 各コーナーのレイアウト〆切。以後、各コーナー担当製作。
 11月20日(月) パネル原稿データ〆切
     30日(木) 持込展示物の〆切
 12月13日(水) パネル原稿データ(修正版)〆切
     20日(水) 持込展示物の最終〆切。薫蒸処理へ。

3、調査・観察会報告会、シンポジウム(案)について(催事担当 cf資料)
・開催日は平成19年2月3日、会場は中央博物館講堂(既定)
・主旨、構成、時間割について催事担当から案の説明があり、検討の結果、以下の通り決定。
 (主旨)千葉の干潟の保全を図るべく、「どうなる、どうする千葉の干潟」を全体テーマとする。
 (構成)第1部:本事業で実施した観察会も含めて、各地域グループから三番瀬、盤洲、外房の干潟の現状と課題につき報告をする。
      第2部:基調講演−干潟に注ぎ込む川、取り巻く陸・海も含めて干潟からみた生物多様性について講演。
          パネルディスカッション−第1部報告と、基調講演を受けて千葉の干潟を守っていくためにはどうするのか討論を行う。
 (時間割)第1部:午前 3地域グループから各20分報告+10分質疑
       第2部:午後 基調講演−50分、パネルディスカッション−75分
 (基調講演演者、パネラー、等)広報スケジュール等の関係から、10月7日(土)迄には決定する。

4、その他
・第4回実行委員会:12月5日(火)午後6時30分〜9時 中央博物館会議室

※情報資料
・三番瀬署名ニュース2006年10月1日:三番瀬を守る署名ネットワーク
・みどりのふぉーらむ2006.10:市川緑の市民フォーラム会報
以上

 



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