7. ベ平連への批判的文献

安保拒否百人委員会・座談会『10年たった今考える』 安保拒否百人委員会『遠い記憶としてではなく、今――安保拒否百人委員会の10年』声なき声のたより」1981年11月1日刊)より 

杉山龍丸(1)『 平和をもたらすもの』、(2)『たより』、(3)『ベトナムに思う』 「声なき声のたより」  (1)は35号・1966年8月、(2)は53号・1971年12月31日号、(3)は56号・1973年8月15日号より (『復刻版 声なき声の便り』第一巻の487〜490ページにも採録)

高畠通敏『十年』 「声なき声のたより」50(1970年6月10日刊)より (『復刻版 声なき声の便り』第一巻の487〜490ページにも採録)

小谷勝彦『兵役拒否宣言――全体主義から個人主義へ』日本図書刊行会、1997年

日本共産党中央委員会出版局『「既成左翼」否定論の社会的役割――日市連とその代表としての小田実氏の主張にたいして』日本共産党中央委員会出版局、1984年 (なかに河邑重光「 『既成左翼』否定論の社会的役割――日市連とその代表としての小田実氏の主張にたいして」河邑重光「いっそう鮮明になった反共分裂主義――小田実氏の8・15発言」を所収)

古在由重、森宏一、湯川和夫、寺沢恒信、芝田進午ほか編現代日本における思想対立(講座 マルクス主義哲学 5)』青木書店、1969年(川村望「市民主義の思想」を所収

田村正敏『造反潜行記』三笠書房(この中に「べ平連の“専売特許”を排せ」などの論文を収録)、1969年

日本共産党中央委員会『小フルジョア急進主義――現代イデオロギー批判U』日本共産党中央委員会出版局、1970年なかに高橋芳夫「ベ平連はどこへ行く」など所収)

宮元昭雄『「一株」という名の凶器――三菱重工・ベ平連対決総会の教訓』日本証券科学研究所、1971年

林景明『台湾処分と日本人』旺史社、1973年

殿岡昭郎『言論人の生態――思考と行動と知性を衝く』高木書房、1981年(「『ベ平連』――なにがベトナム反戦に向かわせたのか」「『ベ平連』の急進化と過激派集団」「『ベ平連』とその周辺の人びと」など所収

河邑重光『反共市民主義批判』新日本出版社、1985年

河邑重光『「新左翼」は三度死ぬ――その軌跡と役割』新日本出版社、1987年(ただし、この本には、不思議と「ベ平連」がまったく出てこない。

稲垣武『「悪魔祓い」の戦後史――進歩的文化人の言論と責任』文藝春秋、1994年(「ベ平連の自家撞着」、「ヴェトナム反戦の日米共振」など所収

佐伯啓思『「市民」とは誰か――戦後民主主義を問いなおす』PHP新書、1997年

宮崎学『突破者の条件幻冬社、1998年

小西誠『新左翼運動 その再生への道』社会評論社、2000年 (これには、ベ平連が深くかかわった小西反軍裁判支援委員会と、吉川勇一に対する批判をのべた「吉川勇一氏の歪曲」の項がある。

岡留安則vs松岡利康『〔闘×論〕スキャンダリズムの眞相』鹿砦社 2001年

保坂正康『昭和史がわかる55のポイント』PHP文庫、2001年 (これには、「ベ平連の安直な戦争反対」などの項を含む「ベトナム戦争と日本人」が含まれている。

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