参加・賛同のお願い(テキスト版)

【参加・賛同のよびかけ】(賛同フォームは末尾にあります)

6/28-29@東京、7/4-6@札幌
貧困・不安定雇用・排除の現場からG8サミットに反対する連続行動へ!

                  「G8サミットを問う連絡会」
                   貧困・労働ワーキンググループ
 
 貧困と不安定雇用と社会的排除を押し付けるG8に反対! 

 2008年7月7-9日の日程で、北海道・洞爺湖にてG8サミットの開催が予定されています。このサミットは、何ら法的根拠を持たない「先進8カ国首脳」の勝手な談合であるにもかかわらず、WTO(世界貿易機構)やFTA(自由貿易協定)等を用いて世界経済を牛耳り、弱肉強食の自由競争を前提とした新自由主義を各国に押し付けてきました。
 途上国に対しては、債務やODAを背景に貿易の自由化、公共部門の民営化、労働・雇用の柔軟化、規制緩和、警察国家化を強要してきました。日本を含む先進国においても、雇用は一層不安定化し、格差と貧困が深刻化し、福祉施策は切り捨てられ、社会的弱者は排除され、基本的人権が脅かされています。働いても生活保護以下の収入しか得られず日本社会の底辺で苦しむ私たち・仲間たちも、特に小泉政権以降に加速した新自由主義政策の犠牲者です。一部の特権的な者たちのために、「先進8カ国」の利害を調整しながらこの新自由主義政策を推進してきたのが、G8サミットです。
 この暴利を貪る強盗の談合に等しいG8サミットに反対するため、世界中の様々な社会運動体が日本にやってきます。彼・彼女らと連帯し、ともにG8に反対の声を上げましょう。

 
 苦しく辛い私の生活。働けど働けど貧困。
 こっちの水は苦いぞ。あっちの水は甘いぞ。これも自由と自己責任!?

 へとへとになるまで毎日働いて、それでも食べるだけで精一杯。具合が悪くても病院にかからず我慢する。安定した家がない。将来の展望も夢も持てない不安だらけの生活。一方で、「セレブ」と呼ばれる人もいるらしい。戦後最長の好景気が続き、大企業は過去最高の経常利益を上げているとか…。こんな理不尽な社会に誰がしたのか。責任者出てこい!
 この嘆きを伝え合いましょう。そしてその根を掘り出しましょう。そこには地中でつながる諸悪の根元=新自由主義と、それを世話するG8の面々が潜んでいるはずです。そして、きちんと怒りましょう。ともに声を上げましょう。
 
 新自由主義…私たちはこんなものを選んでいないぞ!
 G8…認めてないぞ!私たちの人生を勝手に決めるな!

 私たちの取り組みは、G8サミットの開催を実力で阻止するというよりも、このG8サミットと新自由主義政策の非人間性を告発し、広範な連帯運動を作る契機としたいと考えています。G8サミットのような非民主的システムではなく、「持たざる者」自身の声が反映される民主的プロセスを要求し、新自由主義的政策を転換させる必要があります。そのために、サミットやWTOに反対する大衆的な運動が当然のように沸き上がる社会へと成長することを、今回のG8サミット反対行動を通じた当面の目標としたいと考えます。
 
 私たちの未来を取り返そう! 公正で平等な社会へ!
 社会底辺の連帯でサミット(頂上)に抗議の声を!

 
■取り組み その1
「貧困と不安定雇用と社会的排除に抗議する反G8東京行動(仮称)」
日時:2008年6月28日(土)〜29日(日)
「G8サミット直前東京行動」の分科会として集会を行います。各現場・各地・各国からのリレートークにより、それぞれの貧困・不安定雇用・社会的排除の実態を報告し、その背景としての新自由主義を告発します。そしてワークショップ形式で、参加者の怒りのメッセージを横断幕に書き付けます。その横断幕を高く掲げ、夜の全体集会と翌日のデモに合流します。その後、横断幕は札幌に飛びます。
「G8サミット直前東京行動」http://www.jca.apc.org/alt-g8/blog/10

■取り組み その2
「貧困と不安定雇用と社会的排除に抗議する反G8全国行動@札幌(仮称)」
日時:2008年7月4日(金)〜6日(日)
「G8サミットを問う連絡会・連帯フォーラム」の参加企画として、札幌で集会を行います。全国各地でサミットと閣僚会議に反対した仲間たちが結集し、海外からの参加者とともに、サミット会場に向けた抗議の声を上げます。また、統一デモ「市民ピースウォーク7・5」と、7月6日の国際民衆連帯イベント@大通公園に参加します。東京で横断幕に書き付けられた怒りのメッセージが、北海道の空の下に翻ります。
「連帯フォーラム」http://www.jca.apc.org/alt-g8/node/215
 
【参加・賛同の呼びかけ】

 この取り組みは、「G8サミットを問う連絡会」貧困・労働WGの取り組みとして準備されます。同連絡会は、G8サミットに疑問を持つ団体・個人による情報交換・行動調整のネットワークです。
 貧困・労働WGは、同連絡会の枠組みの中で、上記の行動を主催します。貧困・不安定雇用・社会的排除と闘う様々な団体・個人に、この行動への参加・賛同を広く呼びかけます。

 末尾の賛同フォームを下記の連絡窓口にお送りください。会議の連絡等をお送りいたします。詳細については、末尾の連絡先までお問い合わせください。

<呼びかけ団体・呼びかけ人>(2008.5.19現在)
「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会、APFS労働組合、釜ヶ崎パトロールの会、荒木剛(日雇全協山谷争議団)、井形和正(一橋大学大学院)、生田あい(未来政策研究機構)、稲葉奈々子(茨城大)、木下茅(NO! G8 Action)、白川真澄(PP研)、攝津正(フリーター全般労組)、津村洋、なすび(山谷労働者福祉会館)、noiz(フリーター全般労組)、平井玄(編集・執筆フリーター)、柳田真(都労連交流会)、れいな・るせんこ

<連絡窓口>「G8サミットを問う連絡会」貧困・労働WG
電話:090−1429—9485(荒木)
FAX:03−3876−7073(山谷労働者福祉会館)
e-mail:nasubi☆jca.apc.org(なすび)←☆は@に
http://www.jca.apc.org/alt-g8/blog/11
http://www.jca.apc.org/alt-g8/ja/poverty-labor/

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(上記連絡先にお送りください。予定等をご連絡いたします)

「貧困・不安定雇用・排除の現場からG8サミットに反対する連続行動」

参加・賛同フォーム

団体名:
個人名(肩書き・所属団体):

連絡先 e-mail:
    もしくは住所:

賛同金:   口(団体2,000円/口、個人1,000円/口)
 郵便振替口座:00190-3-550132 山谷労働者福祉会館運営委員会
 (「貧困・労働WG賛同金」と明示ください)

賛同者名の公表の可・不可:  可 ・ 不可
 (どちらかをお選びください)