辺野古への基地建設を許さない実行委員会
kaeru
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
連絡先沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)、市民のひろば(03-5275-5989)
           2010年毎月月曜日防衛省抗議行動の記録



12月6日(月)防衛省前抗議行動の記録(60名参加)

 非常に残念であるが沖縄県知事選で「沖縄に米軍基地も自衛隊もはいらない」をはっきり主張した伊波洋一さんが敗れてしまった。太田昌秀さん、糸数慶子さん、そして今回の伊波洋一さんと、基地容認派との票差はほとんど変わらず惜敗し続けている。沖縄の人々は戦前は日本人に土地を強奪されその延長線上で悲惨な沖縄戦を経験している。また戦後は米軍によって銃剣とブルドーザーで土地を奪われ、基地被害に悩まされ続けている。150年余り、日本そしてアメリカによって人権を蹂躙され続けている。このように沖縄の人々は生きるために基地と共存を強いられた苦い経験を持つ。軍隊は決して住民をまもらないことを体の隅々まで染み付いている。にもかかわらず沖縄の人々は今回も止む無く米軍基地との共存を選択した。なぜ?。大きな変化を望まなかったのであろうか。とりわけ若い世代は基地のない世界を思い描きにくいのではないだろうか。沖縄は県民を突き動かす現在そして未来を見据えた具体性のある経済政策が求められている。伊波洋一さんはその政策を持っていたが、充分にその政策が県民に伝わらなかったのではないか。知事選敗北の総括をしっかりと行い、これからの活動に生かしていかなければならない。
 もうひとつ残念なことは「辺野古新基地建設絶対許さない」闘いの有能な指導者であった当山栄さんが亡くなったことだ。集会の冒頭、当山さんの死を悼み1分間の黙祷をささげた。
 知事選の結果を受け、菅政権、防衛省そして政財界の戦争やは仲井真知事への懐柔策を益々強め、「辺野古への新基地建設」を強行し、与那国、宮古、石垣など南西諸島への自衛隊配備強化を強行しようと攻勢をかけてくるであろう。私たちはこの動きをとめるためこれからも活動を強めていくことを確認した。
                                       
「辺野古への新基地建設断念、南西諸島
 への自衛隊配備強化をやめるよう菅首相、
防衛省に迫る抗議文」を読み上げる成信さん。








11月1日(月)防衛省抗議行動の記録(52名参加)

 防衛省は4年前から先島諸島への自衛隊配備、強化を画策していました。ここにきて尖閣諸島付近での中国漁船治意見が発生したのを最大限利用し配備計画を促進しようとしています。防衛省は、一個中隊(約200人)規模の部隊を念頭に置いていることを。29日にあった民主党の外交・安全保障調査会で報告した。年内に策定される新たな防衛計画の大綱に向け、同調査会は11月中にも政府への提言をまとめると言う(1日 沖縄タイムス)。以前は100人と言っていたのに200人に増えています。今後もエスカレートする可能性があります。先島諸島への自衛隊配備は中国との関係を悪化させることにつながります。防衛省のこのような先島諸島への自衛隊配備強化をやめるよう抗議の声を上げました。 




10月4日(月)防衛省抗議行動の記録(60名参加)  

 海上保安庁は魚釣島海域で操業していた中国漁船を、日本領海侵犯として拿捕し、船長を逮捕拘留(その後処分保留で釈放)すると言う暴挙を行なった。この事件は対中国強硬論者と言われている前原新外務大臣の指示でおこなわれた 。海上保安庁は国土交通省の傘の下にある。前原氏は国土交通大臣の時からこの暴挙を企てていたと言われている。しかし中国の予想を超えた強硬な対応、アメリカの静観姿勢にあわてたのか、政府は船長を釈放した。この一連の政府の対応を弱腰外交と大合唱する報道機関に踊らされた多くの国民も右にならえをし政府を批判し、「中国の日本への侵攻〉を抑えるため自衛隊を増強すべきだと言う雰囲気が蔓延し始めている。本当に危険な状況だ。
 政府は与那国島に100人規模の自衛隊を配備しようとしている。「辺野古新基地はいらない」と言う沖縄の民意を何とか覆し、そのためにはあらゆる手段を尽くして、今知事選では伊波洋一氏を落とす。そして、辺野古新基地建設を強行し、自衛隊を増強しようとしている。私たちは、「沖縄の民意」を守り、実現するため、この日本で出来ることを地道に行っていく必要がある。

辺野古への新基地建設に抗議するグッズ
沖縄への自衛隊増強(与那国j島への自衛隊配備、辺野古新基地の自衛隊共同使用など)反対、沖縄の民意を踏みにじる辺野古新基地建設反対、中国漁船拿捕、船長拘留抗議の要請書を読み上げる
防衛省に向かって抗議の声を上げる
抗議の横断幕


6月7日(月)防衛省抗議行動の記録(81名参加)

 


 
菅政権は防衛大臣に北沢氏を再任した。この大臣は知性と見識に欠け、防衛省官僚にとってはくみしやすい相手であり、その上権力に弱いので米軍にとっても本当に都合のいい存在だ。事実鳩山政権下ではいち早く防衛省に手なずけられ、米国の脅しにおののき、沖縄の民意を無視した発言を繰り返していた。誰が彼を操っているのであろうか。
 菅首相は「国民の不幸を小さくするのが政府の役目だ」と述べた。沖縄の基地のたらいまわし、新基地建設は沖縄にとっての最大の差別、不幸だ。市民派を自認するのならばしっかり考えるべきだ。しかし菅氏をよく知る人は「菅氏の行動のもとは権力をどう手に入れるかということだ」と語っていた。沖縄に決して基地を作らせないためしっかりと菅政権を追及して行く必要がある。また今日の抗議行動では「防衛省は高江にヘリパット建設のため工事を7月から強行しようとしている。工事強行するためか住民の当然の権利である非暴力の抵抗運動をした高江住民2名を告訴するという暴挙に出ている。しかし権力の補完機関と化している感のある、裁判所もさすがに政府のこの対応はあまりにもひどすぎると感じたのか、和解を提案している。高江ヘリパット建設も緊迫した状況を迎えている。辺野古だけではなくぜひ高江にも目を向けてほしい」という発言があった。 

*要請書提出は「2010年6月7日 ピース・ニュース学習会参加者一同」でした。







5月10日(月)防衛省抗議行動の記録(96名参加)
 
「普天間米軍基地問題」、刻々事態が変わる。私たちは決して鳩山政権による
基地県内たらいまわしを見逃すことなく闘いを継続していくことが重要です。
 今日(5月10日(月)午前)鳩山首相は首相官邸に閣僚を集め、普天間基地のキャンプシュワ部沿岸部沖合いくい打ち桟橋(QIP)方式で代替施設を建設する構想を柱とした政府案を確認しようとしました。この動きに対し山内徳信議員を中心に私たちは首相官邸前で怒りの抗議行動を行いました。そして午後6時30分から100人近くの人々が防衛省前に集い抗議の声と抗議の要請を行いました。今後も政府の動きにしっかりと対応し「決して基地のたらいまわしを許さない」緊急行動体制を堅持していくことにしました。

要請団体(2団体)  緑の党  新しい反安保行動をつくる実行委員会